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25 November

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25 June

ワイン手帳


先日店長が取材していただいた熊野裕子さん著のワイン手帳が出版されました。

本当に手帳サイズでビニール製の黒いカバーの装丁のこの本、ちょっと持ちでワインの勉強するにはもってこいのコンパクトなワイン本です。
そしてコンパクトなわりには中身が濃い。濃いけどいい意味で濃すぎない。

こういうワイン本って、難しすぎたり、載ってるワインが高すぎたり(汗)
知識と実際に口に入れるのは別ってかんじの本だったり
もしくは紹介されているワインが結局大手の輸入元さんの有名ワインばかりだったり
たとえばチリだったらコノスルとかコンチャイトロで終わりだったり
することが少なくないですが

このワイン手帳のいいところは、実際に日本に輸入元があって、ネットなり実店舗なりで手に入るワインであり、

かつ

うちのようなインポーターまで熊野さんが何度も足を運んでくれて 取材していただき、実際に試飲してくれて書いてくれてますので、かなり面白いワインが扱われています。

紹介されているワインは2000円前後の手ごろなワインから、ロマネコンティ オープン価格まで(笑
バラエティに富んでおります。

代表銘柄や地方の特徴、味わいやセパージュの特徴も簡潔にわかりやすく書かれていて

ワイン好きだけど、あんまりよくわからないというワインラバーの通勤のお供に

ちょっと分かってるけど、何を飲んだらいいのかわからないラバーには
実際にワイン購入の際にパラパラと参考にしていただいて

そしてかなり分かっているワインラバーには、おそらく ”渋いチョイスだ”とほくそえんでいただける
そんなワイン達が紹介されています。

機会がありましたら是非お手にとってご覧ください。

(この手帳シリーズって最後の部分に書き込みができる本当の手帳部分があればいいのにと思うのはあたしだけ?)










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13 June

さくらんぼ

今日いつも行くスーパーでアメリカンチェリーが安売りされていたので買ってみました。

ともかく、スーパーの買い物客の袋の中には必ずといっていいほどアメリカンチェリーが入っていて
ちょっと面白かったのですが。


ところでアメリカンチェリーって美味しいけど、日本のさくらんぼに比べると大味で、さくらんぼとは別物という気がするのだけど

最近日本のさくらんぼさんにはとんとご無沙汰で

そもそも日本のさくらんぼさんはどうしていつのまに、あんな高みに昇りつめてしまったのでしょうか。

この間も夏のギフトのチラシでみかけたサクランボさんは、1箱4000円とか5000円とか 笑っちゃう値段で。もう死ぬまであたしの口には入りそうにないと思いましたね。

並べてきっちり入れられているのは一回りお値段が高くて宝石箱みたいで

あれを見ると外人は必ずびっくりするのですが

ワイナリーのオーナーで、果樹園経営をしている人などには真面目に

「日本でさくらんぼを売りたい」などという人がいたりして

そう言いたくなる気持ちはわからなくもないですが。


あのキッチリ並べられているさくらんぼは一体どんな人が買うんでしょうかねえ。


今年はマンゴーも気になっているのですが

タイやメキシコのマンゴがたくさん輸入されているのか、去年より一回り安い気がして

1つ300円~400円くらいでスーパーで買えるので、たまに購入するのですが

マンゴーも国産は一つ1000円以上、ヘタすると2000円とか、もっとヘタすると1万円とかとんでもない値段がついているそうですが

あれはいったいどんなセレブが買うんでしょうか。

お見舞いとか、お葬式のフルーツ盛りとか?銀座のクラブとか?わかりませんけども。。。。


先日知り合いから大量の空豆をいただきまして

とっても美味しかったのですけれども

この空豆、農家が出荷できるのは一つの房に3つとか4つとかキレイに入っている空豆だけで

2つとか1つとか不ぞろいな空豆は全部出荷しないのだそうで

なので出荷される空豆に対して、されない大量の空豆が畑に残るので、この残った空豆をいただいたわけですが

その話を聞いたとき 空豆が高い理由がそんなところにもあったのね、と驚いたのですが



そういう話を聞くたびいつも思うのは

一体こういう日本の農業の傾向を作っているのは誰なんだろう?ということです。

消費者がこれを望んでいるとは到底思えないのですが。


とりあえずちょっとくらいふぞろいでも全然いいので

日本のサクランボが特売のアメリカンチェリーと同じくらいの気軽さで食べられるようになる日がくることを切に願います。












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13 June

先日のプロチリの展示会ですが、ワイン以外にもジャムやらオリーブオイルなんかもしょぼしょぼ出ていたんですが

一つ パタゴニアの水 というボトル水の輸入代理店を探しているブースがありまして。

さっそく試飲させていただいたのですが

試飲した瞬間 あれ?。と。


なんかぱっとしない?(笑


というか普通??


それで思い出したのですが

パタゴニアの水って軟水なんですよね。そういえば。

ずいぶん昔に店長がパタゴニアの水を輸入したら売れるんじゃ!と言っていたことがあったことを思い出しました。


話は飛びますが

妊娠してワインが日常で飲めない時期があったおかげで
それと妊婦というのはとてもニオイや味わいに敏感になるようで
それまであまり気にならなかった硬水、軟水が非常に気になるようになりまして。
アルコール以外の飲み物の味わい?について色々知ることができました。
これは非常に有意義な経験でした。


例えばフレンチとか食べに行きますと、ワイン飲めないとなるとかなりつまらない。
フレンチじゃなくても、コースのお料理だと甘い飲み物は料理の味を妨げますし
かといって普通のお水、いわゆる軟水だと、バターを使った料理なんかは厳しいのです。
どうもすっきり感が足りないんですね。

そんなとき気がついたのが、あぶらっこい食べ物には硬度の高い発泡水が非常にあうということでした。
ペリエとかゲロルシュタイナーが私の最近のお気に入り水だったのですが。
(コントレックスとかは厳しい。何故なんだろう。硬水は発泡してないと厳しい気が??)

で、何がいいたいかといいますと
この硬度の高い発泡水が飲みたくなる気持ちって、ミネラル感のあるシャルドネや、スパークリングを飲みたい気持ちなんだと思うんですよ。

ミネラル感を感じるワインの代名詞ってやっぱりカルシウムの多い土壌で作られたワインなのかな、って感じがするんですけど たとえばシャブリとか なんとなく
ワインのミネラル感とかって、その土地の水に関係あるんじゃないかと思うんですけど

で、

日本の水は軟水なので

和食の出汁をとったり、お茶を入れたりするのには軟水がいいそうですが
やっぱりコテコテの和食には硬水は合わないかんじがして

そんな土壌で作られる日本が世界に誇るワイン、甲州なんかはどちらかというと軟水的な特徴をもってたりするのではないかと思ったりして。
やっぱり和食には甲州が合うのじゃないかなどとおもったりして


で、チリパタゴニアの水に戻るのですが
パタゴニアの水は超軟水だそうでして。

それでふと思ったんですが

パタゴニア以外のチリは硬水なんでしょうか。軟水なんでしょうか。


場所によるのかなあ。と思ったりしますが

例えばリマリのほうなんかは少し石灰層があると以前とあるワインメーカーから聞いたことがあるのですが
なんとなくワインも南の地方に比べるとミネラル感がある感じがするのですが
でも全体的にチリの白にはミネラルの印象があるものが少ないと思うのはあたしだけでしょうか。

どっちかというと軟水っぽい気がするんですけど。どうでしょうか。全く根拠もなにもありませんが。

今度チリのミネラルウォーターについて調べてみようっと。


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07 June

PRO CHILE


先週のことですが、チリ外務省輸出振興局(プロチレ)の主催するディナーと試飲会に参加してきました。
毎年恒例のヒルトン東京ですが、今年はビュッフェじゃなくて着席のセミフォーマルな雰囲気。

この招待ディナーでユヤイのワイン(OCHO TIERRAS RESERVA PRIVADA CARMENERE )も振舞われました。

1日目のディナーでは赤の温度が高すぎて、本来の良さが出ていなかった気がして残念。
オチョ以外にベンティスキエロの赤も出たのですが、こちらも暖かくなりすぎてぼんやり緩んだワインに感じられ。

2日目の試飲会はセミナーの時間があったので、私が店長の代わりにセミナーに参加してきたのですが

全日本最優秀ソムリエになったこともある佐藤陽一さんが講師をしたセミナーで出されたワインは
温度もデカンタージュもきっちりされていて
セミナーに2本赤と白両方ともユヤイのワインが選定され使わたのですが、赤のENCIERRAは本当にこう言ってはなんですが、自分のところで売っているワインで、今まで何度も口にしているワインでしたが、全く別物というくらい美味しく感じました。(笑

これも少し気持ち低めの温度だったかと思うのですが、デカンタージュをしっかりしたせいなのか、きっちり開いていながらぼんやりせず、きゅっとしていて、酸もあって、なにより全体的にまとまっていました。
正直、いままで自分が感じていたエンシエラのイメージとはぜんぜん違うものでした。

セミナーの中で佐藤さんが

「例えばブルゴーニュは短距離走 ボトルをあけてどんどん印象が変わっていく。
 それに比べてチリは変化に乏しいと思われがち。
 でもチリはどっちかというとフルマラソンに近い。体力があるからなかなか変化しないけど、1日、3日と開けてからゆっくりと変わっていく。その変化を楽しむのが正しいしお客さんにそう提案するべき。」

とおっしゃられていたのが印象的でした。


今更ですがワインって本当に奥が深いです。
 

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18 March

チリ大地震被災地支援につきまして

地震発生以来、皆様からのチリに対するご心配、暖かいお言葉をいただき、感謝いたしますのと同時に、

チリワインを専門に扱うインポーターとして、日本のお客様のお気持ちと、被災された人々との間でユヤイができることは何かを考えてまいりました。

ユヤイの関連ワイナリーの状況を把握等を第一に考えておりましたので、準備が遅れてしまいましたが、

3/17より4月末日までのユヤイ売り上げの一部を被災地支援に当てさせていただくことにいたしましたので、
ご報告させていただきます。

詳細はこちらをご覧ください




 

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