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25 November

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29 July

夢か悪夢のドリームハウス

4月にテレビの取材を受けたらしきブログから、この3か月。。。
3か月とは思えないほど、怒涛の日々を過ごしております。
このブログではいつもバタバタしていることばかり書いておりますが、この3か月は、まさに。。。嵐というか、土砂崩れというか。。。


まず4月から引っ越し先を探し始めたのですが、5月に、すべての要望を満たす引っ越したい一軒家が見つかりました。それで6月から新居に、ということで準備を、5月半ばから始めました。




この一軒家は、何が特別なのかというと、住居に作業場をくっつけることができるという点で、最高で、その当時借りていたパン工場の一角から引っ越しをすることができるという点でした。
さらに子供の学校に歩いていける距離にありながら、ブランコのついた大きなパルタの木が真ん中にある、そして前から夢だった家庭菜園を作ることができるほどの庭が付いていました。

さらに住居部分と、工場部分が完全に分離していている点、動線が素晴らしく、家の作りも古いチリの田舎のような作りで、細部に木製のかわいらしい飾りがあったりして、手作りっぽい可愛げがありました。とっても古い家なんですけど、我が家の希望がすべて叶う家でした。

珍しく、私を含め、家族3人があの家に住めたらどんなに素敵か、とうっとりして、毎日仏壇にあの家が借りられますように、とお祈りするほどでした。

そんなわけで、その家に住めると連絡がきたときには、宝くじに当たったような喜びでした。

新居の大家からOKをもらった時点で、鍵も渡してもらい、旧居のオーナーに退去通告もしていたところ、まさかの、新居のオーナーから、やっぱり売りたいから貸すのを辞める、の連絡がきたのが、5月も第3週目過ぎ。入居準備も着々としていたところの出来事でした。

そこからの1週間?2週間?はとにかく家じゅうがため息で埋まりました。
振り返っても何をしていたのかよく覚えていないけれど、何件か別の家を見に行ったか、行こうとして意気消沈していたか、とにかく、あの家を見た後では、どの家を見てもイメージがわかなかったんだと思います。


さらに悪い事には、旧居のオーナーもマンションを売りに出してしまったところだったので、1か月は猶予をやるけれど、とにかく出てくれ、ということになってしまい。
一時は本気で、同じマンションの中で空いた物件に引っ越すしかないのではないか、というところまで追い詰められました。


しかし、6月の第1週目に、先の入居予定だったオーナーからやっぱ貸してもいい、という通達があり。ギリギリで夢の家(以下ドリームハウス)への入居がきまりました。


が、すでに6月に入っていたので、旧居のオーナーに、6月分の家賃を免除してもらうために、
そして工場の家賃も6月1週目だけの日割りで払うことにしてもらうため、
中3日で引っ越すという暴挙にでました。

もう一つには、ドリームハウスのオーナーがまた心変わりするのも怖かったので、とにかく入ってしまえばこっちのもの、と、最短で荷物を移動しよう、ということになり。

ドリームハウスの掃除を全くすることができず、荷物をいきなり入れる、ということになりました。

そもそも、元住んでいたマンションとドリームハウスがものすごく近かったので、できたわけなのですが、それにしても。

そしてこの日の引っ越しは、工場からの機材と、家の引っ越しを同時に行うという、まさに私の7回にわたるチリ引っ越し人生の中で、一番ヘビーな引っ越しとなりました。
さらに、工場に置いてある機材は、400キロ以上ある製麺機と、巨大な業務用冷蔵庫、などがありましたので、通常の引っ越し屋では運ぶことができず、車を運ぶような、二台が斜面になるようなやつを旦那が手配。
さらに、それらを家の中を通すために、家の中に線路ように板で橋を渡し。(400キロもあって段差が登れないので)


とにかく、もう、引っ越しなのか、なんなのかわかりませんでした。


そして荷物が新居に入ったら今度は旧居の掃除。それから現状回復。
壁を塗って返したら、保証金を全部返すと言われたので、壁を塗るなど、旦那と二人でやっつけました。

そして、とりあえず住みながら、掃除するような生活を開始したのですが。


住み始めて分かったのは、とにかく寒い。寒いの一言。
家の中で普通にジャンバーからコートから全部着たまま。それでも下から底冷えが来て震えてしまうほど。
それから、笑っちゃうくらい毒クモがいるということ。
掃除を何年もしたような形跡がないこと。。。

そこで、とりあえずカーテンを作る、旦那は家じゅうの隙間をふさぐ、などして暖房が利くようにとにかく隙間という隙間をふさぎました。(これによりかなり暖房の効果がアップしました。)


毒グモは掃除してかたっぱしから排除。それでも布団の中に巨大な毒グモがいたときはさすがに、殺し屋が家にいるような危機感を感じましたが、ある時から不思議とぱったりいなくなりました。
おそらく、掃除をしまくったこと、それからうるさくなったからかと思いますが、本当にあるときから全くいなくなりました。一応春になったら駆除を頼もうかと思ってますが、それにしても。あんなにいたのにどこへ行ったのか。

そして掃除。掃除。なにしろ掃除。掃除してもきれいにならないけど掃除。
風呂場に動物のう〇こらしきものが落ちていたり、猫〇のにおいがしてるコーナーがあったり、どうやってここに人間が住んでいたのかと、不思議になるほど汚かったけれど、とにかく掃除。クロロで床も壁も拭きまくり。
木のボロボロの床も、ワックスかけないと。。

あちこち壊れているから、それを直すのに見積もりを取ったり、自分たちで直したり、見積もりを取ったのに、マエストロが来なかったり。
例えば、門が壊れてる、家の鍵が壊れてる、鏡が割れてる、床が沈んでる。。。などなど。
とにかく、ぼろを上げたら、キリがない。
屋根の上には落ち葉が積もりすぎてすでに堆肥状態だし。
とにかく家族3人、娘も含め、毎日掃除したり、屋根に上ったり、総力戦。


この辺に来た時に私思いました。
このドリームハウス、私たち以外に住みたい人いなかったかも。。と。w
私たちにとってはドリームハウスでも、見る人が見たらホーンテッドマンションだったかも。と。w


でもなんとか一通り片つけが進んだところで、ようやく工場の工事に着手しようと思ったのですが、そこでさらに、、6月半ば、ドリームハウスにさらに問題があったことが判明します。



書いてて疲れたので 続く。(たぶん)

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