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25 November

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20 August

カリプソとぷく

ドリームハウス入居後の1か月余りは、掃除と毒グモとの闘いと、家を直すことでいっぱいいっぱいでした。
その後、ドリームハウスの下水に問題があることが発覚。

一時はマエストロにまで
「この家は人が住むことができない」

とまで言われ、茫然自失となりかけるなど、本当に、さんざんな目にあいましたが、なんだかんだ、3人目のマエストロが問題を解決してくれ、このまま住むことができることになりました。

(色々書こうかと思いましたが、あまりにも酷すぎる話なので、端折ります。忘れます。忘れたほうがいいです。笑)

で、

子供の冬休みが始まった7月も2週目。パパが出張で日本に行ってしまい、私も製麺で忙しく、冬休み中バカシオネスに行くということも全く考えられない状況でしたので、じゃあ、この機会にちょうどいいから犬を探そうか、ということになりました。

というのも、前々から娘は犬が何が何でも欲しかったのですが、マンションだったし、一軒家になってから、と話していたのと、やっぱり番犬が必要じゃないか、ということになり。

もらってきても躾ける時間がないと大変になるのは目に見えているので、娘がずっといる冬休み(しかも娘がやることがない)に犬を迎え入れるのがタイミング的には一番良い気がしまして。

ただ、犬を迎え入れるのに一番の問題は、ぷく(福)ちゃんの存在でした。

ぷくちゃんは、ものすごいビビりのメス猫で、どれくらいかといえば、外に無理やり連れて出たときには腰が抜けてしまったくらいのビビりで、病院に連れて行こうとすると、エレベーターでおもらしをしてしまうくらいのビビり猫でした。
彼女も保護された猫だったのですが、その前に何か外で嫌なことがあったらしく、とにかくお外恐怖症の猫でした。

そのため、動物保護団体からもらってきてからここまで、完全なマンション猫だったため、全く他の生き物と接触したことがなく、しかももう5歳近くになっており、ここで犬を家に入れるということにはかなりのリスクがありました。
一回家の外で野良猫を見たときには、2時間くらい興奮してフーフー(ひーひー?)言って、手が付けられないパニックを起こしたような状態になるような猫でした。

ネットにもメス猫は他の動物が後から入ってくることを嫌がるので、あとで犬を迎え入れてうまくいく可能性はかなり低い、というようなことが書いてあり。
犬を受け入れて仲良くなれないまでも、ぷくがストレスで病気になったら困る、というのが私の一番の心配でした。

そのため、最初は猫と仲良くできることが確実な、おとなしい成犬をお試し期間付きで養子にしてこようかと思っていました。
成犬なら性格もわかるし、子犬よりしつけができている可能性もあるし、団体生活していれば猫と生活していたことがある犬もわかるし。。。

娘とパパは子犬がいいと言ってましたけど、子犬の期間なんてあっという間だし、、なにより大きさだってわかるし。

我が家は雑種でも全く構わないのですが、保護された雑種だと全く成犬時の大きさがわからないし性格もわからない。親の姿もわからない。それならどうせだったら大人のほうがいいのでは。
そしてさらに中、大型犬の成犬を受け入れたい家は少ないので、大体お試し期間を付けているところが多くて、そのほうが我が家としてはぷくとの相性を見れるし一石二鳥だったのです。


そんなわけでちょうど近くのショッピングモールで、動物保護団体がそういう保護された犬を、連れてきて実際に触らせて保護犬の家族探しをしているときがあったので、娘と二人で見に行ってみました。

でも結果から書くと、そこには私たちが迎え入れたい犬がいませんでした。
おとなしそうで、落ち着いていると思った犬は、猫を見た途端豹変したり、人が多すぎて興奮しすぎて吠えまくっている犬、ビビりすぎて震えている犬。。。最初の子ならなんとかなるかもしれないけれど、ぷくちゃんと一緒にするにはハイリスクすぎるという感じでした。

さらに、ぷくちゃんの主治医である獣医の友人に聞いてみたところ、まだ子犬のほうが可能性があるのでは、というアドバイスを受け。。。

そんなわけでFacebookの犬あげます、的なグループを見ているときに一匹気になる子犬を見つけました。

まず何がそんなにピンと来たかというと、おとなしい。ビデオで見たのですが、子供に抱かれていて、うんともスントもいってない。
そして2本目のビデオでは猫と仲良く遊んでいて。
そして最後に、決定打になったのは、仲良く遊べる猫であれば遊ぶし、そうでなければ近寄らない、という保護した人の言葉でした。つまり猫の多頭飼いと一緒に保護されて以来過ごしてきた猫の空気を読む子犬だったのです。

子犬の保護主の話では生まれた中で一番小さく、他の子がみんな白かったのに、なぜかその子だけが真っ黒で生まれ、大人になるまでは育たないのではないか、と心配していたとか。そんなわけで他の子たちがもらわれていっても、その子だけ最後に残っていたそうで。

連れてこられた子犬を見てまずびっくりしたのはその子の小ささでした。
写真とビデオだと二回りは大きく見えていたのですが、実際にはチワワくらいのサイズで、とてもじゃないけど番犬になるサイズになるようには見えず。。。

それでも娘はすっかり子犬にほれ込み、一瞬で意気投合し、子犬にカリプソ(CALYPSO ターコイズブルー)という名前を付けました。



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