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26 May

死ぬ前に食べたいもの

自分の父親は60歳ちょっとで軽い咳が続くようになって病院に行ったところ肺癌と言われ、余命3か月と宣告を受けてから本当に3か月きっかりで亡くなってしまったのですが

その時分、一番大変だったのが病院にいる父親の「あれが食べたい」をかなえることのむずかしさで

例えば「新橋のあそこの寿司が旨かった」とか、言われても アイヨ!と買いに走れるほど近くに住んでいたわけでもなく、しかも新橋のあそこがどこやらも分からず

ボタンエビだか大正エビだかの地獄焼きみたいなの、と言われても、買って病院まで行くのに冷めてしまって全く美味しくない。

しかも一口食べるのが精いっぱい。ということを繰り返しているうちに、結局何も食べられずに最後を迎えてしまった父親が
「こんなことだったらあの時抗がん剤なんか飲まないでマグロ食べておけば良かった。先生の言うことを聞かずにもう一回ゴルフ行っておけば良かった」

と言ったのは、後の私に影響を与えたある意味父の遺言みたいな一言でした。

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21 May

ペラペラの狭間

ここに来たのが、2011年の6月なので、そろそろ4年がたとうというころ。

ところで、唐突に。ここにきて一つものすごく変化があることに気が付きまして。

最近ここのローカル人に、「ここに来てどれくらい?」と聞かれて
「4年になります」というと
「ああ~、じゃあもう結構たつわね」
と返され、

「じゃあもうスペイン語話せるわよね」という 当然わかってるわよね、的な対応をされるようになったということなんですが。

これ、3年目までは

「じゃあ まだ大変でしょう~ スペイン語難しいもんねえ。」という感じで、相手も手加減していてくれていたみたいなのだけど

どうも4年目になると、手加減がないというか。むしろスペイン語話せて当たり前でしょ、という暗黙のプレッシャーを感じるようになったのが、ここ最近のトレンド。

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30 January

キャンピング温泉 @ プコン

前回の日記に書きました通り、9日間キャンプしながらチロエまで行って帰ってきました。往復で3000キロ走破ですよ!長かった~!

色々面白いことがたくさんあったのですが、今回はそのうちの一つのキャンプをご紹介したいと思います。


前回も書きましたとおり、チリは私にとってはキャンプ天国なのですが、ついでに言いますと温泉も結構あります。
実はわたくし、実家は箱根のそばでして、土曜の夜に一人で車で箱根に温泉につかりに行くほどの温泉好き。チリに移住して来て一番日本の物で恋しいものは、日本食ではなくて湯船と温泉、一時帰国時には帰国前の成田でも温泉探して入ってくるというくらい温泉には目がない。

この間もテルマエロマエ2なんか見ちゃったのですが、エンドロールで温泉につかっていい感じにほんのり赤くなった猿が出てきた時には
もう口を完全にぽかんと開けて、「あ”ー温泉、温泉さいきでええええええ」と、声に出して言っちゃって。
この猿になりたいとすら思っている時点で、猿にすら負けてましたよ。なんか。もう。

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14 January

キャンプ&調査

チリでは1月は夏休みまっただ中、2月はバカシオネスになるので1か月ごろっと休みなんていう人もちらちら。

この間も、鞄を直してもらおうと靴屋に行ったら、靴屋がバカシオネスだから2月になったら持ってきて!なんていわれたりして。
チリでは靴屋だってバカシオネスをきっちりとってきます。

バカシオネスと言えば、お金持ちたちは海外旅行に行ったりしますが
じゃあ、お金がない人達は家にいるわけ?と言えばそういうわけではなく

そんなお金がない私達の為にも色々と宿泊のオプションがありまして

人気なのはカバニャ(1件いくらで借りるようなパターンの東屋)とか短期滞在型のリゾートマンションですが、それだと一日3万ペソくらいからあって、日本円にして6000円くらい~ですけど、大人数で旅行するチリ人には人気です。

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11 November

ソフトネグレクト

唐突ですが。


 


チリはほかの南米の国同様貧富の差が大きいのですが、格差が広がった時に何が一番重大な問題になるかと言えばそれはやっぱり教育と医療になるんじゃないのか、と思います。


日本のように公立の高校までがほぼ無料で、全国でほぼ同じレベルの教育が受けられる(差があるにしてもチリに比べればほぼ同じといっていいレベル)のは、公務員の教師の給料がものすごく保証されていて良いからですが


チリのような国の場合、教師の給料がもともとすごく低いです。他の仕事に比べても低い。

でも、学費の高いレベルの高い学校は、お金を出して良い先生を集めるので、能力のある先生はみんな私立に流れます。


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