忍者ブログ
25 November

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

24 February

querella 告訴

結局、先日の公文書偽造問題は、弁護士に相談したところかなり泣き寝入りの様相が強くなってきた。というのも、国に呼び出されているのは公文書偽造した人間ではなく、その偽造した公文書をもって助成金をもらった新体操クラブの責任者だ、っていう感じらしい。

で、再度2時間にわたる父兄ミーティング。

とにかく弁護士をたてて、断固として戦うということであるならば弁護士料30万円程度をねん出しなければならない。そのためには、来年の月謝に足して月々2000円程度のサポートが必要、という話になった。
Querellaというのはつまり告訴する、訴訟を起こすという言う意味らしい。。。。


拍手[0回]

PR
14 February

あにめふぇあ

あっ





という間に2月も半ばになりまして。


そうそう、この間サンチャゴアニメフェアなるフェアに行ってきたですよ。

たまたま、知り合いになった日本語をまじめに勉強している大学生達の話を聞いて、これは行かねばと思い立ち。
たまたまメイドカフェでバイトをするという、日本語をまじめに勉強している女学生の話を聞いて、これはなんというか、日本人として見て置かねば、という使命にかられ。。

たかどうかはさておき。サンチャゴアニメフェアは年に2回のお祭りで、前売りチケットは既にソールドアウト。当日券は朝5時から並ぶ人が出るという人気ぶりで、あたし達が会場に着いたときも、確かに長い列がチケットブースから伸びていたのですが

モーニング娘のファンだというメイドさんにチケットを取っていただきまして、入れていただくことができました。ありがとうございます。


フェアはエスタシオンマポチョという、昔駅だった、今は展示場として使われている場所であったのですが、まあ、大きさはと言えば、東京ドームの半分くらいだろうか。。。代々木のフリマほどの大きさもない感じで、かなりコンパクトな感じ。

日本のこういうのに行ったことがないので、比較のしようもないのですが、お客さんは割と普通の、それも真面目な感じの、おとなしめの、一昔前の日本のオタクの雰囲気っていうんですか、
おしゃれとかそういう感じじゃない感じの
天文部の部室にいそうな感じの

ぜんっぜん

チリ人っぽくないチリ人が多かったです。

この感じ、チリにいる人にしか分からないと思いますが、こういうチリ人がこんなにいるなんて!という驚き。

チリにきて、こんなに

「あ、どうもこんにちは。。」

って感じで無言で会釈をされたことはない。ってかんじ。

なんとも不思議な空間。

そして何よりびっくりしたのは、みんなちょ~~~~~~~~~~幸せそうなこと。

とにかく笑顔がはじけてる。にっこにこ。にっこにこですよ。

なんというか、これもチリにいる人しか分からないと思いますが、、、
ああいう空間で、あんなに混んでて、その中でみんな友達みたいな感じのオーラ、なんかめっちゃピースフルなあう人あう人みんなニッコニコの

そういう場所がチリにもあったとは!!

という驚き。いやー。なんか新鮮でした。なんというか、いやはや、ガンダーラですよ。


おそらくあそこにいる人達は基本的に日本が好き!ってことなんだと思いますが

一緒にいった大学生の子が

「今日は写真一緒にとってって言われるかもしれません。日本人だから!!!」
と言っていた意味が分かりました。
(でも言われなかったけど。。。)

チー様を連れて行ったら、モデルデビューも出来そうな空気でした。


初音ミクが大人気でしたよ



なんのコスプレかわかりません


マリオが後ろからもう一人出てきた


可愛いけどなんだかわからない


自分達で書いた漫画売ってるみたいです


ところで気になったことがあったのですが、日本語を勉強している大学生の話だと

今同じ学部で日本語を勉強している人は殆どオタクか宗教関連の人かゲイの子が多くて

女の子はヤオイ好きの腐女子ばっかり、みたいな事を言ってました。
私は腐女子みたいなバッチまで作ってるとか言ってました。
もちろんヤオイもフジョシもそのままの発音。スペルは知りません。

彼らの大学だけの話かもしれませんが。。


でも確かにチリの日本語教育機関はやたら漫画クラセに力を入れているし
このアニメフェアにも、その教育機関のブースが出てたので
やっぱり基本そういうニーズが多いってことなんでしょうね。。。


それにやっぱり南米で日本語をわざわざ大学に行ってまで勉強しようなんていう、奇特な人は
自分のルーツになにかしら日本が関係しているか、
もしくはどうしても原文で漫画が読みたいからか
はたまたロールプレイングゲームを日本語でやるためか。

でも彼らの日本語を専攻している人の中ではやっぱりオタクの語学力はずば抜けているようで、
やっぱり好きこそものの上手なれ、なんだそうです。


それにしてもメイド喫茶(写真撮影禁止)で見た、チリの超オタクは、日本の超オタクと同じようにみんな黒いTシャツを着て、リュックやら斜め掛けのショルダーやらをかけて、楽しそうにジュースを飲んだり、コスプレイヤー達の写真を撮ったりしてました。

黒いTシャツ(アニメかヘビメタ)っていうのは、なんか国際的なルールブックにでも載ってるんでしょうかねえ。
彼らがオタ芸?を始めても全く違和感ないと思うくらい、顔の色つやの悪いところまで秋葉にいそうな感じでした。表情とかまで全く違和感ない。チリ人の気配を感じないほどのオタクでした。


アウェイなのにホームというか
嬉しいのに嬉しくないというか


日本語の行く末を考えさせられた一日でした。


禁断のアニメフェアの写真アルバム↓↓

アニメフェアのアルバム




拍手[1回]

22 December

恐怖の夏休み

最近ずいぶん成長したなと思う我が家の小さい人。

3歳9か月になってここのところ特に成長著しいのは、理解力と社会性。 彼女の幼稚園は少し変わっていて、子供の自主性でクラスを進行させるという、レッジェエミリアというイタリアの教育法を取り入れていて、レッジェでは先生がなるべく子供の自主性や社会性に関与しない、観察者になるという、クラスはこどもが中心で大人は補助という考え方。

今年の初め幼稚園が始まった当時は、これで本当にクラスとしてやっていけるの?3歳児や4歳児の自主性に任せて本当にクラス運営できるの?というくらい、見た目学級崩壊気味状態。乱暴で、体の一回りも二回りも大きな男の子に馬乗りになられて、髪の毛引っ張られたりしてるのをほうほうの体で逃げ回る我が子を見ては、ほんとに自主的にクラスがまとまる日が来るのだろうか、これは壮大なゆとり教育なんじゃないのか、などと心配になったりもしたのですが、 1年たって、これがまさに奇跡というくらい、素晴らしい集団へと成長し、先生がこどもに”命令”することなくとも、子供達は殆ど喧嘩したりすることなく、何か問題があっても子供同士で話し合って決めるという、こどもサイズの民主主義が出来上がったのをみて、本当に教育ってすごいな、と感動したり、3歳児に教えられたり。

それにともなって、我が家の小さい人にもついに自他ともに認めるアルマやマチルダという親友ができ、とにかく朝から晩までその子達の話をするようになり、とにかく学校を1日休むのも耐えられない、というほど幼稚園が好きに。

と、そこまでは本当に良かったのですが。問題は。。。夏休み。

チリの学校はあろうことか、夏休みが3か月近くもあって。うちの学校の場合は12月の半ばから3月半ばまでが夏休み。 とにかく寝ても覚めても学校大好き、毎週末がめんどくさいくらい学校学校とうるさいのに、3か月も学校がないなんて、これをどうやってどう乗り切るか、、、は数か月前から悩みの種。。。

でも結局答えが出ず、 なによりシステム的におかしいと思うんですけど、大人の会社がまるまる3か月夏休みがあるわけではなく、3か月子供だけが休みでも何もやることが無い。だから共働きの子の多くはtaller de veranoという夏学級に入れらることが多くて、これはその辺の保育園やスポーツクラブなどの施設が運営しているものなど様々。

去年は娘も前住んでいたラスコンデス地区の通わせていたハルディンのタジェールに行かせたのですが、これがものすごく、うちの娘には不評で、というのも、ハルディンも平常運転の時は色々考えられたタジェールをやったり、先生や子供も安定しているのですが、夏休みになると、先生もバカシオーネで休みだし、知らない子供がいたり、タジェールも単調で、こどもは喧嘩しっぱなし、、、、、という感じで。

何よりせっかく今の学校のこども中心的な教育方針が気に入っているのに、いわゆる普通のチリのハルディンに入れるメリットが、”預ける”以外に全くメリットが感じられないし。。。

せっかくの夏の3か月何かもっといい事をさせてあげたい。 とはいえ、一日中私と二人きりでは私が全く仕事ができないし、なにより3歳児とはいえ、今や大型犬より体力のある彼女を一日家に入れて置くわけにもいかず。。。

と、とにかく今年は去年の失敗を踏まえて、夏のタジェールはもう少し彼女のタメになるようなタジェールをと探してみたものの、サンチャゴ随一の日本人子女の通う幼稚園で夏のタジェールだけ空きがあれば参加させてもらえる、ということを聞いて、それも聞いてみるも、全然空きが無く×。

それならいっそ毎日水泳教室とか、スポーツ系のタジェールはどうだろう、と探してみたら、4歳からというところがほとんど。(うちの娘はまだ3歳9か月)

そうして悩んでいる間に、ついに学校が終わり、 魔の夏休みの始まり。 もうどうにでもなれ、と思ったところ、思わぬ誤算が。

 

その一つはプール。

チリのマンションにはプールがついてるところが多く、我が家も今回のマンションを選んだ時にはかなり高いプライオリティでプール付を希望しておりました。 というのも、サンチャゴの夏は半端なく暑い。日陰にいればそれほどでもないけど、ひなたはめっちゃ熱い。 で、何が一番困るかって、子供が遊べる場所がないのです。 秋や冬には公園で遊べるわけですが、どういうわけだか、サンチャゴの公園には木陰がないところが多く、あっても遊具に日陰がない。そうするとどうなるかというと、砂場も遊具も暑くて触れないくらいになってしまって。日中遊んでる子供なんていやしないんです。

かといってそのくせ市民プールみたいなのもほとんどない。 どれくらい暑いかって、昨日たまたまニュースで見たのですが、サンチャゴでひと夏?一日?に勝手に開けられてしまう消化栓(消防車が水を出すのに使う道に置いてあるやつ)が300-500もあるとか。サンチャゴには海がないし、遊べるような川もない、お金持ちの子以外はプールなんてものもない。そうすると消化栓を開けて勝手に噴水状態にして遊んでしまうそうで。 とにかくそれで膨大な量の水の損失だ、みたいな話だったような。プールつくってやれと言いたい。

とにかく、そういうわけで、親子連れが多いようなマンションには子供の遊び場やプールが付いているところが多いのです。

日本から来たばかりのころは、プールなんてぜいたく品いらないわ、と思ったんですけど、いやいや。プール。こどもがいたら非常にありがたい。 うちのマンションのプールはそれほど大きくはないし、水は冷たいし、それに大人用で深さが130くらいあるので、3歳児の遊び場としては全く期待していなかったのですが、このプールが夏の間マンション中の子供の遊び場と化すことがわかりまして。こども社交場状態。

毎日それこそ3歳児から高校生くらいまでひっきりなしに水遊びにふけっているのですが、マンションが小さいこともありみんな知り合いと言った感じ。 さっそく我が家の娘もデビュー。もちろんライフジャケット装着ですが、毎日、多い日には1日2回もプールに行くので、これで運動不足の心配は無用に。 あっという間にマンション中の子供達と知り合いになり、今では家を行きかう仲に。それからチリ人のお姉ちゃんたちは面倒見がいいので、泳ぎを教えてもらったり、真似している間に、なんだか飛び込んだりやたら泳げるように。特に2人の4歳児、双子の5歳児とは、毎日大騒ぎ。

それからもう一つは

プールのおかげで、お隣の4歳の女の子と大の仲良しになり、これまた朝から晩まで行ったり来たり、好きなように出入りして遊ぶようになり。 ほっておくと夜9時ごろまで二人で何かしています。 (夜9時ごろまでサンチャゴは明るいので、ついうっかりしてると)

なので、今年の夏休みはとりあえず、

午前中は工作やお手伝い、日本語であそんだりするママのタジェール 午後はプール とマンションの子と遊ぶ で、なんとか乗り切れるか、、、と思えてきました。 しかしそれにしても、身長100センチもないくせに、もうすぐ4歳児の体力は本当に恐ろしいです。

拍手[3回]

24 April

美容院に行ってみました

髪を切ってきました。
 
実はチリに来てから2年になりますが、今まで一度も美容院にいったことがありませんでした。
 
というのも、チリってなんだか女の人はみんな同じような髪型してまして、基本みんなロング。(ざっくりしすぎ?)
 
美容院の人もさぞかし楽なんじゃないのか、っていうくらい髪型に面白みがなく。
 
基本的にはショートが好きなのですが、この国で素敵なショートにしたいっていうのは至難の業っていう気がして
そんなこんなで毎日結んでたら、気が付けばすっかりロングになりまして
 
ロングのストレートなので、もう前髪だけ切ってりゃいいや>自分で前髪だけ切る>後ろは伸びる という流れで現在に至り。
 
でもついに最近後ろまで長くなりすぎてしまって、結ぶのも難しくなったので、えいやっと自分で後ろ髪を切ったところ、なんかおかしい事になってしまい、
 
ああもうさすがに年貢の納め時だ、というかんじで髪を切りたいと思った昨年末。
 
サンチャゴには有名な日本人の美容師さんが一人いまして、マンケウエあたりで営業されてるんですが、その方の電話番号を聞いたのはいいけど、引っ越してしまってまたもや行きそびれていたところ
 
友達のカロリナが、いい美容院が今の我が家から歩いて行けるところにある、と紹介してくれたので、さっそく行ってみることにしました。
 
 
紹介された美容院は全然スタイリッシュじゃない一軒家の、床屋兼美容院というところで
予約してくれたアレハンドロは、アントニオバンデラスがさらに長くなった感じのおじさん。
 
 
早速、どんな感じにするか聞かれたので、長さは結べるギリギリくらいで、適当にすいてもらうことにしました。
 
髪を洗うでもなく霧吹きでシャッシャと水をかけて ちゃっちゃか切りはじめたところで
 
眼鏡を取るように言われまして。
 
あたし眼鏡取るとほぼ何にも見えないんですが、どれくらい見えないかというと、もちろん鏡も見えないくらい見えなくて
もっと言えば鏡を10センチくらいに近づけて、逆に目しか見えないくらい近づけないと見えないのですが
 
でも美容院で何やってるか見えないのは今に始まったことではないし、オーダー自体簡単なので、そんな問題はあるまい、と思って言われた通り眼鏡を取りました。
 
 

それから切ること15分、その間一回眼鏡をかけて前髪の長さを指定。それからまた外して、また切ること5分くらい。

 
前髪切った辺りで、ちょっと前髪を薄くされたなーという気はしたのですが(チリトレンド)、まあしょうがない、前髪は自分で直せるし、とほっときました。
 
 
ほどなく切り終えると今度はブローを始めたのですが、このブローがものすごい念入りでびっくりしました。正直どうせ家に帰るだけなのに、なんでそんなパワフルにブローすんの?という気はしたんですけど
まあよく見えないので、ほっときました。
 
 
で、終わりに近くなったときに、今後の参考の為にアレハンドロに
「髪の毛ショートに切ったことある?」
と聞いたら、ある、というので、実はあたしはショートが好きなんだよね、という話をしたところ
 
 
「ビクトリア(ベッカム)とか、ダイアナ(王妃)みたいな頭にしたらいいんじゃないか」
という意見を頂戴し
 
・・・・ショートにするのは日本に帰った時にしよう、と心に決めました。
 
 
カットとブロー、ほぼ同じくらい時間をかけられて、念入りにブローされた結果
 
 
眼鏡をかけてみたら、キャサリンゼータジョーンズかよ!みたいな外巻(後頭部は膨らましてそのあと外巻)にされてて爆笑しました。
 
 
キャサリンゼータジョーンズになれて、1万ペソ(2000円)だったらある意味コスパ高いのかもしれないけど。どうなんだ。
 
 

拍手[0回]

13 November

2歳7か月 dos anos siete meses

11月で、子供店長2歳7か月になりまして。
 
本当に著しく成長しているのですが、最近特に感情面での成長が顕著な気がします。
 
子と公園に行っていて、気が付いたことは、前だったらすぐになんのためらいもなく知らない子ともお友達になっていたのに
 
最近はちょっとためらいというか、人見知りというか、複雑な感情を見せるようになり
 
特にチリ人の親子(子供だけじゃなくて親同伴)の、子と同じくらいの大きさの子に対して、ものすごいライバル心を燃やしているらしいということに気が付きました。
 
前だったら、公園の遊具で遊んでいても、すぐに hola!と言って中に入って行けたのに
 
先日も公園でチリ人親子が仲良く親子で遊んでいたところ、
じーーーーーーーーーーーーーーーっと
まるでガン飛ばすがごとく、見つめていて、挨拶もなく
しばらく観察??していたと思ったら、ニヤリとしてあたしの方を向いて
 
YO SOY GRANDE! JUGAR SOLA!  (あたしのは大きいから一人で遊べる!)
 
と勝ち誇ったように言いまして。
 
親の手を借りて遊んでいる子のことを、自分より下だ、自分は一人で遊具に昇って遊べるんだ
あの子は親の手を借りないとあたしがやっていることができない
 
というアピールのようでありまして
 
その顔がなんとも意地悪な顔だったのでびっくりしました。笑
 
おそらく母親の勘ですが、同じくらいの年の子達との関係を見ていると、どうしても言語によるコミュニケーションはうちの子のほうが劣ってしまうので
 
それ以外の、運動だとか、運動だとか、運動だとか。。。汗
ご飯を食べるとか、人の世話をやくとか、ひとりでトイレができるとか
 
そういう言語外の活動において、ものすごく負けず嫌いが発動しているんじゃないかと思います。
 
家ではものすごい勢いで、意味不明のスペイン語を話したり
勝手にスペイン語の歌を歌うだけじゃなく、その替え歌を作って歌ったり
もう勘弁してくださいよ、というくらいスペイン語を話しているので
 
本人はかなり”話せている”つもり、みたいなのですが
 
実際社会にでると、今一つ通じてないこともあるのではないか、特に発音や、滑舌の部分でやっぱりチリ子とは違うので

彼女をよく知るハルディンのお友達や、ティアには理解されても、完全なチリ人にはわかってもらえないことがあるのではないかと
それが実は本人にとってはストレスなんじゃないかと
だから知らない人には話さず、じっとガンを飛ばしているのじゃないかと
 
 
そんなことを観察していて思う今日この頃です。
 
そういえば、まわりのバイリン環境で育っている子達も、割と寡黙な子っぽくなっている子が多く
 
本当に本人の性格が寡黙ならいいのですが
 
我が子のように、話したくて話したくて仕方がないのに通じない!という子は、話せないことが本人の性格形成に影響を与えてしまうということは十分に考えられます。
 
なので、最近私が少しスペイン語を話せるようになってきたこともあり、家の中では私もスペイン語と日本語両方で話してあげることにしました。

これについては、家で混ぜると余計に混乱するから、混ぜないほうがいい、混ぜるな危険!的なアドバイスをもらったり、
完全に家では日本語で話さないと日本語が話せなくなるとか、まあ色々な経験談を聞かされてきたんですけど
 
 
まあ、経験談というのはいつでも別の人の話なわけで
我が家は我が家の方針でやることにしています。

我が家はそんなわけで最近特に日本語を教える、とか日本の文化にたくさん触れさせるとか、ということも特にしておらず
彼女が生まれた時からしている読み聞かせくらいしか日課にしてません。
まあ、あとはポニョとか、トトロとかをたまーに、見せてあげたりしますが、それも日本語だったりスペイン語だったり、あまりこだわりはなく。最近はあんぱんまんすら見せてません。

それでも寝る前の読み聞かせの本は日本語でもかなり長くて内容もあるお話を理解するようになって
だいたい、寝る前に3冊くらい、彼女の選んだ本(日本語とスペイン語両方あるけど、彼女が選ぶ)を読むのが日課になっているのですが
 
このあいだも最近彼女のお気に入りの
 
「どうぞのいす」という本を読んであげていた時のこと。
 
このお話、”どうぞ”、というのがダブルミーニングになっていて、うさぎさんが どうぞこのいすに座ってください、という意味で、どうぞ、という立て看板を立てていたところ
 
そのあとにやってきたロバさんがちょっとお昼寝をしている間にその椅子に載せておいたどんぐりを
 
つぎに来たくまさんが食べてしまい、その代り自分の持っていたはちみつを置いて、、、というかんじで、
次々に動物たちがどうぞ、食べてください、という意味だと思って食べていく、というお話なのですが
 
そのどうぞの意味が彼女にわかっているのかな、と思って
 
「どうぞってスペイン語でなんていうのかなあ。どうぞってどういう意味かなあ。」と聞いてみたところ
 
「toma」
 
と言われまして。あーたしかにそうね、そうねえ。と。
 
ちょっと前までは名詞はわかっていたと思うのですが、今では動詞や抽象的な言葉もだいぶ理解していて、ほんとにこどもってすごいです。
 
最近は、本を読んでるマネをよくして、あたしに読み聞かせをしてくれるのですが
それが、日本語とスペイン語しっちゃかめっちゃかなんですが内容は大体あってて、笑えます。
 
それでもハルディン(幼稚園)のティア(保母さん)に、混ぜて話していないか聞いたところ
ハルディンでは100%スペイン語しか話してないというので
むしろ家で日本語を話すと言ったら、超驚かれたので
 
 
ちゃんと理解できる日本語が出てくるまでにはもう少しかかると思いますが
そんなわけで、まああんまり心配する必要もないかな、

もう少し日本語で遊べるお友達を増やしてあげたいなと思う母なのでありました。

拍手[4回]