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26 May

死ぬ前に食べたいもの

自分の父親は60歳ちょっとで軽い咳が続くようになって病院に行ったところ肺癌と言われ、余命3か月と宣告を受けてから本当に3か月きっかりで亡くなってしまったのですが

その時分、一番大変だったのが病院にいる父親の「あれが食べたい」をかなえることのむずかしさで

例えば「新橋のあそこの寿司が旨かった」とか、言われても アイヨ!と買いに走れるほど近くに住んでいたわけでもなく、しかも新橋のあそこがどこやらも分からず

ボタンエビだか大正エビだかの地獄焼きみたいなの、と言われても、買って病院まで行くのに冷めてしまって全く美味しくない。

しかも一口食べるのが精いっぱい。ということを繰り返しているうちに、結局何も食べられずに最後を迎えてしまった父親が
「こんなことだったらあの時抗がん剤なんか飲まないでマグロ食べておけば良かった。先生の言うことを聞かずにもう一回ゴルフ行っておけば良かった」

と言ったのは、後の私に影響を与えたある意味父の遺言みたいな一言でした。

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26 April

蜜の味

3月に新学期が始まって、約1か月。

昨年はオープンしたてで子供もそれほどいなかったチー様の学校は、今年から100人以上増えて満員御礼となり。
新しい子供達の為の校舎も夏休み中に建てられて、去年一年父兄がボランティアで土日に格闘していた(なぜなら去年は先生がいなくて正規のタジェールでなかったので、あくまでも父兄の任意参加だったので)”有機野菜農園”も、完全に子供が参加できるように整えられて、コンポストにミミズまでスタンバイ。
有機農業タジェール用の先生も用意され、気が付けば放課後の小学生以上の子供向けのスポーツタジェール、マーシャルアートやら、壁を登るようなのやら、琉球空手やら、もインストールされ

新しい子供用の校舎や、ランチを食べるスペース、それから給食を作る場所までできて
なんというか、見違えてしまったチー様の学校なんですが。


1人だけ気になった先生がいまして、その人がチー様の担当のうちの一人だったんですが。

なんというか、3月新学期始まった当初から、いやーなオーラを出していたので、私がいけ好かないなー、なんであの人がチー様のクラスの担当なんだろう。。っていうか、あの人やめるでしょ、すぐ。

と言っていたのですが、


やっぱりもう辞めてしまいまして。一か月もモッテないし。


で、彼女がやめるということが、学校からメールで回ってきて、他の先生からの説明は
「家庭の事情、子供が小さいから。。」みたいな話だったんですけど

いやー、子供は1か月前と変わらない大きさでしょ。みたいな。


で、ちょっと気になっていたんですけど、まあたぶんあってなかったんだろうな、くらいに思ってたんですけど。


おとといくらいに学校に行ったら、いつもは対して顔を合わせても話を対してしてないママ連がやたら集まって話してるので

首を突っ込んで聞いてみたら、どうも子供を叩いた(軽くですよ、もちろん)のか、カスティガール(閉じ込めるっていうのか、悪いことをした子への罰みたいな)したのか
どうもそういうことをしたらしく。

そういうことって、他のチリの学校や幼稚園では結構あることなんだけど

うちの学校はそういうのは教育理念に全く反しているので、そういう先生はいなくて

とにかく、そのおかげで何人かの親がクレームを出したらしく

その後やめることになったようで。

それについて、ママ連が集まって話していたのですが。


なんというか、そういう話って、女性陣、ママ陣の中ではキラーコンテンツなんですね。
そういうことがあるといきなり距離感が縮まる。
特に対学校の文句となったら、ちょっとくらいの違いは目をつぶり
あっという間にガッチリ一致団結。

災い転じてなんとやら。この、クビになった感じの悪い先生のおかげで、新学期のママ連は新しく入ってきた人含め、やたら一同仲良くなり。
それにまんまとわたくしめも入れてもらい。笑

去年一年ほとんど話したことなかったようなママが、あたしにまで

「調査して何かわかったら報告するから!チャオ!」とかやたら嬉しそうに報告して来てくれて。

ありえないほど 話が弾むはずむ。

今度のPTAの集まりで、とにかく真相を学校側に問い詰めるわよ!エイエイオー!!って感じで。


なんていうか


つくづく蜜の味って世界共通みたいですよ。奥様。と思いました。ぺろり。

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17 October

花粉症

チリに来て一番良かった~と手放しで喜べたことの一つは

杉とひのきの花粉がないことで

日本では毎年杉が終わればひのき、ひのきが終わればブタクサと花粉症で休む暇もなかった私は


酷い時には、蕁麻疹がでたり、あやうく蓄膿になったのではと思ったこともあったので


とにかく、乾燥もしているので、カビも日本に比べれば少ないし、花粉、ダニ、カビ、埃アレルギーの私としては、日本よりその点に関しては楽にやってきたわけなんですが





でもどうもここのところ、


なんか、飛んでる。。。。なんか。。。。ううう。。。



という感じがビシビシしていまして、とにかく鼻が酷い。くしゃみがとまらない。のどが苦しい。
でもちょっと日本の花粉の感じとは違うんだけど、、空気の汚染ではないような、、、


で、今日スペイン語の先生に、なんか飛んでますかね、、と聞いたところ


"platano orientalっていうのが花粉アレルギーを起こすので有名”

というので、さっそく今調べたところ、これでした。




wikipediaより
http://es.wikipedia.org/wiki/Platanus_orientalis


すっごい、街中にいっぱいあります これね。。。。とほほ。。。。

ネットで調べてみたら、10月末までは窓を開けるな、って書いてありました。。。。


まさに今、サンチャゴ春全開。花粉飛びまくってます。

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11 October

プレゼン大好き

私最近また懲りずに学校(スペイン語)に行きはじめまして


今回の学校は週に2回なのですが、大学のコースの一部になっているもので、まわりはみなさんピチピチとした留学生。半年が1学期、みたいな感じ。


で、そのクラスの中の私の頭痛の種が、そうです。プレゼンです。。。


留学やらしたことがなかったもので、よく分かりませんが

どうも日本以外の国では、プレゼンというものを学生時代に授業で行うのが普通らしく
自分の学生時代を思い起こすと、はて、そんなことをしたことがあったかどうか
全く記憶にないのですが

おそらく、生徒が40人もいる当時の日本の教育で、一人ひとりがプレゼンするなんてことはなかったのではないかと、いや、そんなことはやったことがない、一切ない。やってるはずがない。あったら大変なことになってたはず。


そうでなくても、私はとにかく人前で話すのが苦手で、どれくらい苦手かと言えば

●人の結婚式で緊張しすぎて(感極まったわけではなく)泣くぐらい
●教育実習に行って あわあわしすぎて、生徒に 「先生がんばって!」と言われたくらい
●ピアノの発表会で曲を忘れてひいてるうちに違う曲になり創作して最後に檀上で固まったくらい

。。。と枚挙にいとまのないくらいの苦手科目。


と、そういうわけで、プレゼン。

御題は、チリの音楽を選んで、その歌について調べる。そして皆の前で発表する、持ち時間3分、とか、内容だけだと軽い感じに聞こえるわけですが

実際いざプロジェクターの前に立たされた時点で、頭真っ白。あわあわしすぎて、何を言っているのか全くわからず。ましてやスペイン語なんてとほほほほ。
ま、でも本人はいつものダメ具合なのでそんなに落ち込んでなかったのですが。


しかし、今回酷かったのは、さらにその後のみんなのプレゼンを見た後。。。。

クラスの子の他の子のプレゼンが、なに、あなたたちスペイン語話せてるじゃん!?ってくらいペラペラと、素晴らしいプレゼン力。いつも会話全然話せてないのに、プレゼンだとスラスラってなにそれ!?ってかんじで。
あたしのプレゼンが幼稚園児だとすると、彼女たちは大学生みたいな。(ほんとに大学生だけど)

中にはパワーポイントまで用意して来る子も。3分どころか、10分くらい余裕で話してるし。



ぎゃあああ な、なに、、、、このなんか もう絶対追いつけない感。。。。


プレゼン前までは、それほど落ちこぼれてなかったのに、プレゼン後は完全に1人落ちこぼれてゆく私。。。。


あまりのダメダメさに、学校行くの嫌になりつつ

で、昨日授業の帰りに、一緒にグループプレゼン(今度はまた別のプレゼン・・)用意しているドイツ人の子に、いや、プレゼンっあんま日本ではやんないからさ、、、って泣き言を言ったら


「え?なにそれ?日本ってどうやってスコアつけるの?ドイツは普通あるよ。
 っていうかチリの大学プレゼンばっかであたし達はまたプレゼンかよ、みたいな!」

って逆に驚かれて。

はあ。なんていうか、これはなんとかやるしかないのか、やるしかないのか、、、

いっそ好きになれればいいのに。プレゼン。涙



と思ったら、今日チー様のコレヒオ行ったら、掲示板に、なんかみたことないこと書いてあるから、先生に聞いたら

「24日にChisatoのプレゼンやってもらいますから準備して。ちょっとでいいから、親子で テーマは骨ね~」


と言われ。



え。なに、3歳児のプレゼンって。なに親子同伴ってなにそれ。聞いてないよ。


つか、好きにも程があるでしょうよ!!!



と またもや ためいきをつくしかない母なのでした。

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02 October

納豆

この間ずっと探していた有機大豆を手に入れまして


チリで大豆を買うと、ほぼもれなく遺伝子組みかえの可能性が大、であるということを、有機野菜の栽培クラスの先生や、チー様の学校のオルガニコパパ友などにも聞いていたので

ずっと有機大豆を探していたのだけれども

いつも行っている有機フェリアでもほとんど見かけたことなくて

何でも大豆というのは、チリでは作りにくい作物なんだそうで

生産量が少なくて、出回っているのは殆ど輸入物で、アメリカやらブラジルやらアルゼンチンやらで作っているのは遺伝子組換えばっかりなので

故に、チリで安く出回っているのは ほぼほぼ組変わっているとのこと。
(もしかして運が良ければチリ産で組変わっていない、という可能性もあるけれども)



チリでは遺伝子組換え作物はほぼまだ作られていないのだけれども
それでも輸入には規制がないらしく

且つ商品に遺伝子組換えを記載するという法律が整備されていないので

故に知らないとかなり組変わっている、ということになるらしい。



同じ理由で、チリで遺伝子組換え使っていない小麦製品というのは ほぼ ない。


パンも、パスタもほぼ組変わっていると思ってよくて、その配合がどれくらいなのかは知らないけれども、100%チリの粉であれば組変わっていないけれども

チリでは小麦がそんなに取れないので、主にアメリカから小麦(つまりGMO)を輸入していて

なので、どれくらいの比率かはわからないけどGMOが入っている。

そしておそらく、強力粉が多く入っているようなフワフワとかもちもちのパンの方が怪しい。(なぜならチリの粉は全体的にグルテンがひくめの気がするので)


これはパン焼きが趣味であった私が、有機の小麦粉を探し始めて気が付いたのだけど

有機の小麦粉はインテグラルと呼ばれる、粗挽きの粉ではあることはあるんだけど
いわゆる白い粉には有機はなくて、

白い有機の粉を探して製粉屋(molino)にメールしたり電話したりして問い会わせてみたんだけど
その時有機じゃなくてもいいから、組換えが入っていないのはないのか?って聞いてみたんだけど


そんなものはチリにはない、と言われたりして。


で、結局最近パンを焼いてない。焼くとどうしても食べちゃうから。

どっちにしてもチリでパスタやパンを100%食べない生活もできないわけで



でもだからこそなんとなく出来る限り家ではご飯を食べて抵抗したかったわけだけど




そんな我が家に、オルガニコ友達から有機大豆(輸入業務用)を分けてもらえることになり

業務用だから50キロ(つまり戻したら120キロくらいあるってこと!?)の袋で

というか50キロより全然重い気がするし、軽く人ひとり分くらいあるわけなんですけど

え?モアイみたいな感じで袋が自立してるんですけど?

サンドバックか力石かってくらいの感じですけど?


ってかんじで


店長に一目で

「あんたこれどうするの?」って聞かれたわけですけど



実際買うよ!っていって引き取りに行った時実物を見て

いやーこれどうしたらいいかな、、、はははと少し眩暈がしたんだけど




昨日1.5キロほど納豆にしてみたら(つまり3キロちょっとの納豆)



ちょっと 驚きの全然食べれそうな勢い。



一日かるく300gは食べてるし。


おそるべし納豆。旨すぎる納豆。糸挽きまくり。

白いご飯はイヤイヤ食べるチー様が、山盛り納豆でご飯がすすむすすむ



ここにきてまさかのマスターオブ納豆。。。。



あとは、20キロくらい味噌つくったら、余裕で完食するでしょこれ。



大豆の神様 ありがとうございます。るるる。










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