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25 November

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18 September

一難去ってまた一難

8月末から、今年秋冬に輸入するワインのオーダーを組み立てていた店長と私。
先日ようやく9月末出航の船に載せるワインのオーダーが決定。

今年の目玉はなんと言っても泡だ!泡!わっしょいわっしょい

めぼしをつけていた泡の得意な割と大手のワイナリー(苺のスパークリングで有名)に仕入れ交渉を始めたところ

なんとこのタイミングで突然の倒産。。。。。lllll(-_-;)llllll

世界不況の影響は確実にワイナリーに暗い影を落としております。。。。


先日もユヤイ開店以来取扱ってきた2ブラザーズワイナリーが倒産してしまったと連絡が入ったり。


ワイナリーって大手のバリバリ儲かっているところは一握りで
あとの小さいところは本当に利益を出すのが難しいんですよ。
なにしろ収穫から早くても1年くらいしないとお金が入ってこない。
というか、葡萄を植えるところから始めたら、最初何年もお金が入ってこない。

特にプレミアムなんて、樽熟成1年とか、2年とか、葡萄収穫から2年も3年もしないとお金が入ってこないし。。。
プレミアムワインが世に認められればいざ知らず
名前が知られたり、作っても買い手がつかなければお金にならないし

プレミアムワインを作っているワイナリーなんて、我慢比べみたいなところがあります。

最初の数年は自分の作っている葡萄を大手のワイナリーに売って、なんとか食いつなぎながら、ワインが世に出るまで我慢している、そんな小さいワイナリーはいくつもあります。

お金持ちが道楽でやっているようなところはまだしも
小さい、家族経営のところは本当に大変なんですよ。

うちももっと売らないと、小さい家族経営のがんばっていいワインを作っているようなワイナリーばかりが取引先なので。。。。
あまり全然力になれていないので申し訳ないくらいなんですが。。。

景気も底をついたといいますが
実体がそういう風に感じられるのはまだもう少し先みたいですが

とにかく今年の秋冬はユヤイ正念場ですぞ。

今年のイチオシのコスパピノノワールのボトリングが遅れているとか、不吉なメールが飛び交っている今日この頃ですが

がんばれワイナリー!とにかく急いでくれ~~!!!

そしてとにかく がんばらなくては! いそげチームユヤイ!!

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13 September

デザイン

先日とあるワイナリーの新しいワインのエチケット(瓶についているシールのこと)について意見を聞かれたときのこと。

そのワインは本当に安くて美味しくてすごいいいワインだと素直に思ったのですが、

見せてもらったエチケットを見て唖然。


く、、、、息苦しい。。。。。ありえないくらいかっちょ悪い。

あやうく軽く窒息しそうになりました。(-_-; 


ワインを作っている人としては、自分のブランドだからものすごく満足げに見せてくるのですけど
日本人から見たら、なんとも、、、とても売りやすいとは言えない柄だったり

それでも古臭い分には、ある意味イケてたりするのですが

逆に、斬新なことに挑戦したデザインで外している場合にはなんともきつい。。。。

でも作り手のこだわりなので100%否定することも出来ないですしね。。。。。


ワイン屋としては 美味しい、いいワインをできるだけ紹介したいのはヤマヤマなのですが
でも売るのがとっても難しいワインってあるわけで


まあでも、別にこれはワインだけに限った話ではないのですけれども

でもワインはフランスを頂点としている、ことにブランドマーケティング命な商品なので、
なんだかんだ言っても、残念ながら いいワイン=常に売れるワインではないのであります。


たまにフランスをハジメとする他の国のワインを見ると、本当に素晴らしいパッケージがたくさんあって
その華やかさにまったくウットリするのですが


それでも最近はチリでもまともなデザイナーを抱えるコンチャイトログループみたいな大手(コノスルとか、エミリアーナなんかはコンチャイトログループです)はパッケージのセンスがかなり良くなっていますけど


まだまだ小さいワイナリーには、とてつもなくB級なパッケージを見せられるときがあります。
(大体小さいワイナリーはオーナーの趣味が反映しやすいので。。。。ふり幅が大きい)


そのうちB級パッケージの特集でも組んでやろうかしら。


それにしてもどうしてあんなエチケットが自信満々で出てくるのか

本当に謎であるのと同時に

そういう残念な子(ワイン)をちょっと応援したくなるユヤイなのでした。

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10 September

東京ワインコンプレックス 20090909@ミッドタウン

気がつけば9月からブログ更新してないフナヨです。
最近ちょっと体調くずしていたのですが、そろそろと復活してまいりまして、
そんなわけで昨日は久しぶりに戦線に復帰。
六本木のミッドタウンにワインの試飲会イベントに参加してきました。

東京ワインコンプレックス

今年は春のワイン東京に出なかったので、今年初めての試飲会出展。前日からチラシを作成したりして臨んだ展示会だったのですが、
若干期待よりお客様の人数が少なかったということで、チラシも若干あまり気味。

でも、少ないながらも 酒販店さんは小さいワインイベントに試飲に来るほど(?)ワインに力を入れているところが多かったのか、熱いお客様が多かったのが印象的。
ワイン東京みたいに大手のインポーターがいない分、小さいカラーの濃いインポーターが集まっているので、お客様も個性派ぞろいだったのかも。

全体に見ると、小売店さんは2000円以下のわかりやすいバラエタルレンジ(できれば1000円以下を希望)、飲食店さんは2500円以下で、癖のないタイプを探しているという方が多かったかな。


一般のお客様にはワインのクイズがあったり、料理が楽しめたりと、有料の試飲会だけあってイベントとしてなかなか楽しそうな試飲会でした。
その場で一般の人もオーダーできるということもあってか、片っ端から飲むというタイプの人は少なくて、結構厳選して皆さん試飲していて、意見もシビアで勉強になりました。
ハナからチリワインに興味ない、っていう感じで、うちのブースに全然こないお客さんもいたり、逆に、意外にチリ美味しい!?と言ってくれるお客さんもいたり。

一般のお客さんは好みが人それぞれだったのですが、総じて日本人のお客さんに一番評価が高かったのはアセドールデムンドスで、その次に、ティエリのレセルヴァか、カリナのシャルドネ、カルメネールというかんじでした。

実際面白いな、と思ったのは、一般のお客さんは1000円代前半のワインは試飲しない人が多くて、それは多分、せっかくお金を払ったのだからもう少しいいワインが飲みたい、と思っているだろうということと、
あと試飲して買うんだから、自分の好みにあったワインが欲しいというかんじで
かなり自分の好きなワインの好みがわかっている人が多いんだな、という印象を受けました。

逆にお客さんから、チリワインは好きだけど、1000円前半のチリワインしかスーパーにおいてなくて
だから面白みがない、というようなことを言われたりもしました。
なので、今後、こういう一般のお客さんに少しでも2000円くらいのレンジのチリがどれくらい面白いか、ということをもっと知っていただくための機会を作っていくことは大切だなーと思いました。
もちろんその上でユヤイに来てもらいたいわけですけども。(笑

それと面白かったのは、今回ミッドタウンという場所柄、お客様の中に外国人の方がとても多かったのですけれども、その外国人のお客さまに一部のワインがかなりウケが良かったこと。
特にカリナのシャルドネカルメネールはミッドタウン周辺在住の外国人の方にはかなり好評で、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの皆さんお気にのご様子。
さすがケンダルジャクソンチリ。西欧人の心をくすぐるテイストを押えてるなー
やるなー カリナ。という感じ。

それと、カルメネールというセパージュそのものが、それぞれ自分の国にないセパージュだからこそ、気になる、というものなのかもしれないけど
いやメルローに似てるけど、スパイシーだとか、この味わいは非常にどうだとか、自分の国にはこんなのはないとか、それはもう大騒ぎでした。

こういうの見てると、ワイン好きってどこの国の人でも一緒です。

今回試験的にこのイベントに参加してみたのですが、そんなわけでかなり面白かったので、今後も定期的に参加する予定。

取り急ぎ10月にユヤイは新しいワインを輸入する予定なので、10月はさらに2つの試飲会イベント出展します。うち1件は大阪です。関西の方面にもチリワインを広報宣伝に行ってきます。

しかし今回はマラソンみたいな長丁場の試飲会で、午前中から5時くらいまでが業務店酒販店、飲食店の部で、2部、3部が一般向けお客様向け、〆が11時半(夜)と、なんとも長い試飲会で、
店長とボロ雑巾みたいになって帰ってきました。

さすがに12時間は長すぎです。。。。。(--;)


PS そういえば、この間店長がGAINERという雑誌の取材を受けました。
   チリワインについての取材なので、店長の顔は出ないと思いますが、ユヤイがちょっぴり出るかもです。
   ちょっと楽しみ。

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26 August

なんなのだ!

すっかり秋の香りがする今日この頃、皆さん晴れやかにお過ごしかと思いますが

この爽やかな季節に なぜかうっとうしい日々がつづく今日この頃。。。。。


先日もとあるサイトから広告を出しませんか、というメールが届きまして。

どういうサイトかと言いますと、チリワインについての専門サイトだというのですね。
で、早速そのサイトを訪問してみたところ

中身は完全にユヤイからの情報の転用。もしくは、ユヤイの情報の掲載を許しているサイトからのパクリ。。。。

ビミョウに言い回しだけ変えてますけどね、、、、でも分かるんですよね。
だってユヤイのサイトのボキャブラリーの多くは私たちがチリの雑誌や、サイトや、ワイナリー関係者とのやり取りや、チリの大学で店長が勉強してきた情報を自分達の言葉で、まとめて作り上げてきたもの。
なので、正直、今考えると、この訳おかしいぞ、っていう言葉も、正直自分達なりにはあるのです。
(サイトコンテンツ作成当時の店長の日本語がかなり怪しいというのもあったりして。
そういうこともあるので、商用でユヤイの掲載情報を使いたい場合には、必ず著作権者がユヤイであることを明記した上で、ユヤイのリンクを貼ってくれ、といつもお願いしてきているのですが。)

なので、そんなビミョウな単語をほかのサイトで使っているっていうのはおかしい。
通常ほかの一般的なサイトで出している情報ってインポーターからの情報ばっかりで、もう少し一般的な情報が多いし、

ソムリエ協会の教本とか、日本で出版されている書籍とかには絶対載っていないようなチリワインに関する情報を、ある意味誤訳スレスレの表現で出しているHPってある意味、うち以外にないわけです。

それと言い回しだけを変えた、中身が全くおなじような情報で
かつ
全く同じ誤訳スレスレボキャブラリーが散見されるあたり
95%以上は盗用かと思うのですが

なんともギリギリです。しかも営利だし。

しかもその盗用満載HPに、広告出しませんか、って言ってメールまで送ってくるんだから、
さらにヌスットタケダケシイというか、商魂たくましいというか、なんというか。。。。


でも先日もある展示会のミーティングに行ったら主催者から、セパージュや産地情報などのワインに関する情報を配布したいから各自用意してください、って言われたんだけど

その席で

「ネットに色々情報あると思うので、もしご自分達で用意できなかったら、ネットにある情報をコピペで貼ってもらっても構いませんので」

みたいなことを公然と言われて唖然。。。。。
さすがにあまりにも意識が低すぎるでしょう。。。商用なのに。。。。。




自分が侵害されることだけでなく、侵害しないようにすることも含めて

著作権についてはもう少し自分も勉強しないといけないな、と思う今日この頃でした。




 

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24 July

はじめての東京ミッドタウン

本日遅ればせながら東京ミッドタウンにはじめて行ってまいりました。

ミッドタウンといえば。防衛庁跡地。って古いですね。

昔ミッドタウンが防衛庁跡地だったころ、(かれこれ10年以上前になりますでしょうか)
若かりし日のフナヨは麻布十番の外国人専門の不動産やでバイトをしていたことがありまして、賃貸億ションのご案内などをしていたこともあって
ある意味あの辺りの住宅街の隅々まで見て回っていたのですが

すっかり地下鉄の乃木坂の駅を降りて

「あれ 六本木ってどっちだったけ?」
というくらいの方向音痴でございます。。。。。

案の定待ち合わせに遅れてしまいました。とほほ。


ところで今日は9月に開催される試飲会のためのミーティングでして、
その試飲会がミッドタウンで行なわれるので、色々とお話を聞いてきました。

試飲会の告知については、またそのうちご紹介できるかと思いますが

それにしてもミッドタウン。美術館があるのは知っていたので、前から気になってはいたのですが
六本木ヒルズに比べると、なんかシックで落ち着いた感じ?でしたね。


どうもヒルズってわけも無く、禍々しいものを感じるのですが
私だけでしょうか?(回転扉の事故の前からそう思っているのですが、あの辺りは結構怖いのです。なんとなく)

防衛庁跡地にはそれがないかんじ。

もう本当に単なる気持ちの問題ですけどね。

ミッドタウンはもう少しゆっくり行ってみたいと思いました。

どこかおすすめのところがあったら教えてくださいませ。

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