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25 November

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06 April

詐欺 fraude

つい先日まで誕生日の余韻で浮かれていた我が家ですが

表題のように詐欺に会いました。

厳密に言うと、詐欺、ではないんですが。


ことの起こりは数日前あたしが、いつものようにチリの銀行のレッドコンプラのカードで買い物をしたところ

カードが使えません、と言われまして。

レッドコンプラというのは、日本にはない気がするんですけど、要は銀行口座にお金が入っているお金の分だけカードで買い物ができる、というカードなんですが
明細がきれいに出るので、家計簿つけるのが無理なあたしのような人間には非常に好都合なシステムなのですが

ともかくカードが使えないというので

あれ?銀行に1円も無くなっちゃった?と まあ、そんなこともあるのかと(ボケすぎ)

で、旦那に電話して、伝えましたら、カード間違ってんじゃないの?とか言われまして(さらにボケすぎ)


でもおかしいので調べたところ、銀行口座が凍結されていまして

銀行に聞いたところ、アルゼンチンで大掛かりなスキミング集団がつかまって
その集団の持っていたデータの中に、うちのレッドバンクのデータがあったということで凍結されたそうなんですが

100万円ばかり使われていました。。。。(ペソじゃないんですよ!)


うちが100万円持っていたならまだいいのですが、チリの銀行のカードって小切手機能がついてまして
そっちでやられたので、マイナスで100万くらい行ってました。笑


いや、もう全然笑い事ではないですが。

でも、不幸中の幸いというか、チリの銀行には詐欺保険っていうのがついてまして、月1000円くらいかかるのですが、詐欺とか盗難事故にあった時に、保険でカバーされるっていうやつで

それに入っていたので、実害は、まあ、なかった、と言えばなかった、んですけれども

でも保険が下りるまで2か月かかる、、、ということで


なんだ、一文無しになってしまいました。涙 

今日給料日だったから、まあいいんですけどもね、、、、



いやー、もうどこでスキミングされたのか、全然わからない。

大使館からの情報でスキミング流行ってるって書いてあったから、結構注意してたんだけどなあ。orz



詐欺と言えば、前、ジャネットさんが 俺俺詐欺にあったこともあって

その時はジャネットさんのうちに旦那さんが交通事故にあったって言って電話が来て
電話をとった娘さんがパニくって電話してきたんですけど
ちょうどたまたま旦那さんが息子さんと一緒にいて、詐欺だってわかったってこともあったりして。


あー、それから一回VTR詐欺?みたいなのもあったな。。。。

ケーブルテレビのVTRという会社の恰好をした人がうちに来て、検査に来たっていうわけですけど
機械を持って帰るっていうんで
おかしいな、と思って旦那に電話したら、そそくさ、と帰って行ったのですが

あれはVTRの機械を転売してる人じゃないか、という気が今になってみるとしています。

そういう人が来ても絶対入れちゃだめだ、とあとでジャネットさんに怒られました。


それから詐欺ではないですが、去年チリに来たばっかりの時借りていたトバラバの家具付きデパルタメントの出口の隣で

携帯電話のひったくりをうちの母が目撃したのですが

どうもトバラバ周辺は、ひったくりが多いみたいです。

ケチャップ強盗っていうのもいるってこの間聞きました。ケチャップをかけて来て、かけられた時に人がひるんだところをひったくるっていう人です。

あと、シンプルに金のネックレスをひったくる人がいるようです。

金っていうところがミソですね。ぶっちぎれますからね。

トバラバ周辺で多いみたいですが、知人ママがバスでもこの金のネックレスぶっちぎり強盗に遭遇したそうです。

幸いにもご本人がやられたわけではないですが、出口そばでドアが閉まるギリギリのところでぶっちぎって降りて逃げたそうです。

バスや電車に乗る時はひったくりとかぶっちぎりに注意したほうがいいですね。

あんまり拳銃強盗とかは無いな、と思ったけど、そういえば数か月前我が家のすぐそばのマンケウエのセルビパゴで拳銃強盗ありましたね。。。
ちょうどそのころその辺歩いてて、さすが南米と思ったんだった。そういえば。。。。


なんかこうやって書くと、結構色々ありますので。


ついつい慣れちゃってる自分もいるのですが


そのくらいの治安だってこと、ゆめゆめ忘れないようにしてないといけないです。


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16 March

TV TV

hi5.jpg


結婚して以来、実に7年間我が家にはなかった ”TV”がついに我が家にやってきました。

日本にいたころ我が家にTVがなかった理由、それはひとえに家に置く場所がなかった、ということと

日本のTVで見たいのがほとんどなかったというのもあり。

ニュースはネットでほとんど見れるし

見ても映画とか、ネットで見るアメリカのテレビ番組くらいだったので

全然必要性を感じてなかった、というのが一番なんですけれども。



最近になって、やっぱり子供店長のためにTVがちょっと必要かと思うに至りまして


というのも、彼女ももちろんTV無いのでほとんど見ないで一日過ごすのですけれども、
アパートホテル暮らしの時にバアバが見せていたTV番組の中で彼女が唯一好きになったチリの子供番組、
HI5というグループの番組があるのですが
それだけは今では彼女の中でなくてはならない存在で

相手にしてやれない時とか、待たせなくてはいけない時とか、見せろ見せろと言われた時だけPCやIPHONEのYOUTUBEで見せてやっていたのですけれども

今では彼女は私のIPHONEを使って自分でHOME画面からYOUTUBEを探して履歴や検索、お気に入りに残っている好きな動画を見つけて来れるまでになりまして。。。

とにかく、あたしのIPHONEでHI5を見たがるわけです。

それでもHI5は歌ったり、踊ったり、NHKみたいな教育的なところも多少ありまして、
番組そのものはスペイン語の勉強になるので見せてやるのはやぶさかではないのですが

まあ、とにかくIPHONEでは画面が小さい。
そしてYOUTUBEでは画像が荒いので目が悪くなりそう
という心配が一つありまして。

もう一つは、

未だに全く日本語を話そうとしない彼女に(私が日本語で話してもスペイン語で返事をしてくる。理解はしている)
日本の素敵なコンテンツを見せて(HI5だけでなく、わんわんとか、NHKとかトトロとか?わからないですけども)
もっと日本語が好きになってもらいたい

ということで
我が家のマルチメディアコーナーを作ろう!ということになり。


本日ついにTVが7年ぶりに我が家にやってきたのでした。


しかし、久しぶりに見るとTVって。なんて主役面なんでしょうね!!!すごい威圧感!!

しかもいきなり我が家の主役みたいな顔してますけど!

いきなり椅子とかソファの位置がテレビ様によって支配されつつあります。

なんかみんながTV様に向かって座らなくちゃいけないみたいな!?何様!?


かといって隅っこに置くわけにもいかないし。


どんだけドヤ顔よ!TV!

と思いました。


ちなみにチリ人はふつうTVをリビングに置かないで寝室に置くんですよね。

リビングでは寛がずに寝室でくつろぐのがチリ人流。
ジャネットさんいわく、85%のチリ人が寝室にTVを置くとか。
(たぶんこの数値はジャネットさんが適当に言っただけ)

そういえばチリ人の知り合いの若いママさんに、子供と一緒に寝ない方がいいことを力説されたことがあるんですけど
彼女曰く
「子供が寝るときにTVが付いているのは健康に良くない」
みたいなことを言われて

「じゃ寝室でTV見なきゃいいじゃん・・・・」
と思ったことがありました。。。。

ま、それくらいチリ人にとって寝室でTV見るのが大切な時間みたいです。良くわかりませんが。

でも寝室にTVなんて絶対嫌!!!落ち着かない!!!
うちには絶対ありえない~~~!!


ということで我が家はリビングにTV様をお迎えすることに。

でもやっぱり邪魔。ソファとか椅子があって人間が輪になりたいのにTVが真ん中ってなんかムカつく。


いつかもう一つ部屋がある家に住めるような身分になったら
テレビを置く部屋を作りたい。
そしてそこをマルチメディアルームとし、
リビングはやっぱり人間様のものとしたい。



本気でそう思う今日のフナヨでした。



ふう。。。 


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09 March

Living リビング

2月の終わりに今月は病院通いになりそうだ、と思った通り。3月に入っていきなり急性胃腸炎で、救急で注射と点滴をしてもらって帰ってきたフナヨです。
 
数日前から風邪っぽいなーと思っていたんですが、そんな弱っているところに何か食べ合わせの悪いものを食べたのか、下痢嘔吐で胃が痙攣しそうに痛くなり。
 
大げさなこと言って病院連れて行ってもらったのですが、点滴と注射2本で2時間も寝たらすっきりしたんですけど
 
でも、なんか体力なくなっちゃって。そんなわけで、ここのところ、ひな祭りもやらずにズルズル過ごしてしまいました。
 
2末で決算だったこともありまして、、、ちょっと体力落ちてたのかもしれません。
 
 
ところで、全然関係ありませんが、12月末に引っ越して以来コツコツ家具を入れてきた我が家がだいぶ家らしくなってきました。
 
引っ越す前までは家具付きだったので、いわゆるチリ人の家だったわけですが、一から家具を入れるとなると、やっぱり色々考えます。
 
 
チリ人の家は大体、モダン系かエスティージョ系という、ゴシック系というか、ヨーロッパっぽい感じの二つに分かれているようです。なので、家具はその2種類に分けられてカテゴライズされていることが多いのですが
 
町で売っている家具は、エスティージョ系はおばあちゃんの家っぽくて、モダン系はどこか勘違いしたイケアみたいな感じが多いです。
 
 
そんなわけで我が家はさてどんな系にしようか、と色々考えてきたのですが
 
1.基本的にあたしが民芸品が好きで、日本から持ってきているものも民芸の色が強い。アジア系。
2.日本っぽい感じも混ぜたい
3.でもプラスチックっぽい感じが嫌いなので、モダン過ぎるのは嫌
 
というわけで、アンティーク家具とエスニックとモダンの間くらいを取った、ジョン万次郎系を狙うことにしました。(勝手にあたしの中で、初めて外国に行った日本人とか、長崎の出島の商人風というテイスト)
 
 
でも方向性は決まったとはいえ日本的な居心地とか、日本の作りとマンションの作りが違うし、売っている家具も違うし、基本チリは靴暮らしの文化ですので、私達いわゆる家では靴はかない一族の望むカーペットとはまた種類も違うし、何しろ予算も限られてる。と、考えれば考えるほど結構悩ましい限り。
 
 
特にリビングはチリ人のお客さんも来るし、ある程度きちんと感も必要かと、なかなかこれ!という家具も見つからず、一番の難所で、最後の最後まで手が付けられないできまして。
 
まあそれでも、リビングはソファーで真ん中にテーブル、っていう、いわゆる普通のチリっぽい感じをイメージしていたのですが
 
 
それなのに店長がいきなり横から
 
「僕は絶対リビングはチリ人みたいなのは嫌だ」
 
こたつがありそうなリビングとか、やれ畳を敷きたいとか、わけのわからないことを言い出しましたので
 
 
我が家のリビング計画がまたもや暗礁に乗り上げました。
 
 
もちろん、いきなり畳と言われましても、そんなもんありませんし
 
それに大体、家全体のコンセプトは ”ジョン万次郎の家”ってかんじ。 なわけで。
 
まあ万次郎テイスト的には畳もありと言えばありですけども。。。でもどう考えても収拾がつかない。涙
 
 
 
で、店長の話をよーく聞いたところ
 
どうもチリ人というのはリビングでは寛がない、というのです。
 
リビングはお客様が来たとき用の、応接間で、ものすごくきれいにしているけれども、その実ほとんど使わないんだそうで。
 
 
店長の知り合いのお金持ちの家に、もんのすごいリビングの家があるのですが、どうも店長の話によると、全く不意にそのお宅に行く時があった時、リビングにシーツがかけてあったそうで。笑

もうそのくらいリビングを使わないのだそうです。

日本にも応接間がある家は確かにありますけど、家族の団らんの為の場所がない、というのは極めて珍しい家だと思いますけれども

チリ人の家はリビングが2つあるような家はかなりのお金持ちなので

だから、通常のマンションに住んでるくらいのお宅だと、団らんの場所がない、ということが結構あり得るんだそうです。
 
店長はその家族の団らんのためにリビングを使わないのが貧乏くさくて嫌で、日本人みたいにリビングでくつろぎたい
なんだったら子供店長がリビングででんぐり返しができるスペースが欲しい
そのためにはセンターテーブルなんていらないのではないか
 
ということでした。

ま、とはいえセンターテーブルはいりますけどね!

でもでんぐり返しできるように、小さいのにすることにしました。 笑

 
 
確かに、チリ人の家ってリビングとっても素敵に飾ってるなー
 
子供がいるのによくこんなにきれいにしてるな、と、感心したりしてたのですが
 
まあ、使わないのなら、それは確かに汚れないわなあ。笑
 
 
で、この件について、ジャネットさん(我が家のナナさん)にも確認したところ
 
「チリ人はめんどくさがりだから、帰ってきたら基本寝室でテレビを見てゴロゴロしている。リビングはきれいに整えているけど、全くお客はこない。きれいな皿は人が来たときに使って、あとは仕舞っている。子供はリビングに入ることを許されないので、入らなくなる。」等々
 
確かに店長の言葉の裏付けとなるコメントを頂戴したのでした。
 
 
でも、店長曰く、チリ人だけじゃなくて、南米ってこの傾向強いらしい。
 
 
一体南米のどこの国からこの傾向が強いんでしょうか。興味あります。笑
 
 
アメリカとか、オーストラリアとかってリビングにいつも人がいる、ってイメージなんですけど。
 
 
どうなんでしょうかねえ。
 
 
 
リビングの家具の配置って、家の文化作りってかんじで
 
非常に悩ましいです。
 
 
 
 
 
 
 
 

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29 February

RUT   RUT

チリにはあった方がいい、というか生活するのに無いと困るものが二つあります。

1つは自動車免許で

もう1つはRUTと呼ばれる番号です。

免許は言わずもがな、ですが

RUTというのは、日本人にはなじみがないのですが、ようは国民ひとりひとりに振られる番号で
カルネという身分証明書に記載されてるのですが

チリではこの、RUTというものをなんにでも使います。本当にこれがないと、なんもできないのです。

例えば、もちろん病院に行くとRUTを聞かれます。(ない場合はパスポート>仮RUTで代用したり)
銀行口座もRUTがないと開けられません。このRUTで税金とか年金とかの全てを管理しています。

そんな公の物だけではありません。

もちろん、不動産借りたり、車買ったり、する時にはRUTが必要ですし

例えば、宅配便の受け取りにもRUTが聞かれますし、

もっとどうでもいいことだと、スーパーとか、お店のポイントを貯めるのには、カードとかは無くて、このRUTの番号で管理しているので

最初なんだあれ?と思った光景は
スーパーのレジに並んでいると、やたらとみんな
23456715-5みたいな番号を口でいっているので(桁数あってないかも)
何かと思ったら、それはみんなRUTで、要はスーパーのレジで自分のRUTをレジの人に伝えると、その場でポイントを付けてくれる、というようなことでした。

あたしから見ると、そんな大事な番号を、大声でレジで言いあげるのって、個人情報とか大丈夫なの?とか
それ誰かが聞いてたら悪用されないの?とか思ってしまうのですが。笑

でも、例えば、インターネットのちょっとしたサイトの会員登録しようとしてもRUTがないとダメだったり
いちいちRUTがないと、人間扱いされないので不便でした。

仮に、チリにTSUTAYAがあったら、RUTがなかったらDVDも貸してもらえないと思います。(ないけど)

そんなわけで、普通チリに駐在で来られる方は日本でその辺の手続きをしてくるのだと思うのですが

その辺の手筈が悪かったフナヨチームは、チリに来て8か月、ようやくこのRUTを手にすることが出来ました。
(ツーリストビザだとRUTはないのです。テンポラリービザへの書き換えが完了したのでRUTがもらえました)

これでようやく、スーパージュンボのポイントが貯められるように。。。。

と思ったんですが

まだ自分のRUTをスペイン語で覚えらてないので、いっつもポイント?と聞かれると、ノーと言ってしまう
弱い私なのでした。

長すぎるんですよ。。。。。涙

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