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29 March

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09 March

Living リビング

2月の終わりに今月は病院通いになりそうだ、と思った通り。3月に入っていきなり急性胃腸炎で、救急で注射と点滴をしてもらって帰ってきたフナヨです。
 
数日前から風邪っぽいなーと思っていたんですが、そんな弱っているところに何か食べ合わせの悪いものを食べたのか、下痢嘔吐で胃が痙攣しそうに痛くなり。
 
大げさなこと言って病院連れて行ってもらったのですが、点滴と注射2本で2時間も寝たらすっきりしたんですけど
 
でも、なんか体力なくなっちゃって。そんなわけで、ここのところ、ひな祭りもやらずにズルズル過ごしてしまいました。
 
2末で決算だったこともありまして、、、ちょっと体力落ちてたのかもしれません。
 
 
ところで、全然関係ありませんが、12月末に引っ越して以来コツコツ家具を入れてきた我が家がだいぶ家らしくなってきました。
 
引っ越す前までは家具付きだったので、いわゆるチリ人の家だったわけですが、一から家具を入れるとなると、やっぱり色々考えます。
 
 
チリ人の家は大体、モダン系かエスティージョ系という、ゴシック系というか、ヨーロッパっぽい感じの二つに分かれているようです。なので、家具はその2種類に分けられてカテゴライズされていることが多いのですが
 
町で売っている家具は、エスティージョ系はおばあちゃんの家っぽくて、モダン系はどこか勘違いしたイケアみたいな感じが多いです。
 
 
そんなわけで我が家はさてどんな系にしようか、と色々考えてきたのですが
 
1.基本的にあたしが民芸品が好きで、日本から持ってきているものも民芸の色が強い。アジア系。
2.日本っぽい感じも混ぜたい
3.でもプラスチックっぽい感じが嫌いなので、モダン過ぎるのは嫌
 
というわけで、アンティーク家具とエスニックとモダンの間くらいを取った、ジョン万次郎系を狙うことにしました。(勝手にあたしの中で、初めて外国に行った日本人とか、長崎の出島の商人風というテイスト)
 
 
でも方向性は決まったとはいえ日本的な居心地とか、日本の作りとマンションの作りが違うし、売っている家具も違うし、基本チリは靴暮らしの文化ですので、私達いわゆる家では靴はかない一族の望むカーペットとはまた種類も違うし、何しろ予算も限られてる。と、考えれば考えるほど結構悩ましい限り。
 
 
特にリビングはチリ人のお客さんも来るし、ある程度きちんと感も必要かと、なかなかこれ!という家具も見つからず、一番の難所で、最後の最後まで手が付けられないできまして。
 
まあそれでも、リビングはソファーで真ん中にテーブル、っていう、いわゆる普通のチリっぽい感じをイメージしていたのですが
 
 
それなのに店長がいきなり横から
 
「僕は絶対リビングはチリ人みたいなのは嫌だ」
 
こたつがありそうなリビングとか、やれ畳を敷きたいとか、わけのわからないことを言い出しましたので
 
 
我が家のリビング計画がまたもや暗礁に乗り上げました。
 
 
もちろん、いきなり畳と言われましても、そんなもんありませんし
 
それに大体、家全体のコンセプトは ”ジョン万次郎の家”ってかんじ。 なわけで。
 
まあ万次郎テイスト的には畳もありと言えばありですけども。。。でもどう考えても収拾がつかない。涙
 
 
 
で、店長の話をよーく聞いたところ
 
どうもチリ人というのはリビングでは寛がない、というのです。
 
リビングはお客様が来たとき用の、応接間で、ものすごくきれいにしているけれども、その実ほとんど使わないんだそうで。
 
 
店長の知り合いのお金持ちの家に、もんのすごいリビングの家があるのですが、どうも店長の話によると、全く不意にそのお宅に行く時があった時、リビングにシーツがかけてあったそうで。笑

もうそのくらいリビングを使わないのだそうです。

日本にも応接間がある家は確かにありますけど、家族の団らんの為の場所がない、というのは極めて珍しい家だと思いますけれども

チリ人の家はリビングが2つあるような家はかなりのお金持ちなので

だから、通常のマンションに住んでるくらいのお宅だと、団らんの場所がない、ということが結構あり得るんだそうです。
 
店長はその家族の団らんのためにリビングを使わないのが貧乏くさくて嫌で、日本人みたいにリビングでくつろぎたい
なんだったら子供店長がリビングででんぐり返しができるスペースが欲しい
そのためにはセンターテーブルなんていらないのではないか
 
ということでした。

ま、とはいえセンターテーブルはいりますけどね!

でもでんぐり返しできるように、小さいのにすることにしました。 笑

 
 
確かに、チリ人の家ってリビングとっても素敵に飾ってるなー
 
子供がいるのによくこんなにきれいにしてるな、と、感心したりしてたのですが
 
まあ、使わないのなら、それは確かに汚れないわなあ。笑
 
 
で、この件について、ジャネットさん(我が家のナナさん)にも確認したところ
 
「チリ人はめんどくさがりだから、帰ってきたら基本寝室でテレビを見てゴロゴロしている。リビングはきれいに整えているけど、全くお客はこない。きれいな皿は人が来たときに使って、あとは仕舞っている。子供はリビングに入ることを許されないので、入らなくなる。」等々
 
確かに店長の言葉の裏付けとなるコメントを頂戴したのでした。
 
 
でも、店長曰く、チリ人だけじゃなくて、南米ってこの傾向強いらしい。
 
 
一体南米のどこの国からこの傾向が強いんでしょうか。興味あります。笑
 
 
アメリカとか、オーストラリアとかってリビングにいつも人がいる、ってイメージなんですけど。
 
 
どうなんでしょうかねえ。
 
 
 
リビングの家具の配置って、家の文化作りってかんじで
 
非常に悩ましいです。
 
 
 
 
 
 
 
 

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