17 October 花粉症 チリに来て一番良かった~と手放しで喜べたことの一つは 杉とひのきの花粉がないことで 日本では毎年杉が終わればひのき、ひのきが終わればブタクサと花粉症で休む暇もなかった私は 酷い時には、蕁麻疹がでたり、あやうく蓄膿になったのではと思ったこともあったので とにかく、乾燥もしているので、カビも日本に比べれば少ないし、花粉、ダニ、カビ、埃アレルギーの私としては、日本よりその点に関しては楽にやってきたわけなんですが が でもどうもここのところ、 なんか、飛んでる。。。。なんか。。。。ううう。。。 という感じがビシビシしていまして、とにかく鼻が酷い。くしゃみがとまらない。のどが苦しい。 でもちょっと日本の花粉の感じとは違うんだけど、、空気の汚染ではないような、、、 で、今日スペイン語の先生に、なんか飛んでますかね、、と聞いたところ "platano orientalっていうのが花粉アレルギーを起こすので有名” というので、さっそく今調べたところ、これでした。 wikipediaより http://es.wikipedia.org/wiki/Platanus_orientalis すっごい、街中にいっぱいあります これね。。。。とほほ。。。。 ネットで調べてみたら、10月末までは窓を開けるな、って書いてありました。。。。 まさに今、サンチャゴ春全開。花粉飛びまくってます。 [2回]PR
11 October プレゼン大好き 私最近また懲りずに学校(スペイン語)に行きはじめまして 今回の学校は週に2回なのですが、大学のコースの一部になっているもので、まわりはみなさんピチピチとした留学生。半年が1学期、みたいな感じ。 で、そのクラスの中の私の頭痛の種が、そうです。プレゼンです。。。 留学やらしたことがなかったもので、よく分かりませんが どうも日本以外の国では、プレゼンというものを学生時代に授業で行うのが普通らしく 自分の学生時代を思い起こすと、はて、そんなことをしたことがあったかどうか 全く記憶にないのですが おそらく、生徒が40人もいる当時の日本の教育で、一人ひとりがプレゼンするなんてことはなかったのではないかと、いや、そんなことはやったことがない、一切ない。やってるはずがない。あったら大変なことになってたはず。 そうでなくても、私はとにかく人前で話すのが苦手で、どれくらい苦手かと言えば ●人の結婚式で緊張しすぎて(感極まったわけではなく)泣くぐらい ●教育実習に行って あわあわしすぎて、生徒に 「先生がんばって!」と言われたくらい ●ピアノの発表会で曲を忘れてひいてるうちに違う曲になり創作して最後に檀上で固まったくらい 。。。と枚挙にいとまのないくらいの苦手科目。 と、そういうわけで、プレゼン。 御題は、チリの音楽を選んで、その歌について調べる。そして皆の前で発表する、持ち時間3分、とか、内容だけだと軽い感じに聞こえるわけですが 実際いざプロジェクターの前に立たされた時点で、頭真っ白。あわあわしすぎて、何を言っているのか全くわからず。ましてやスペイン語なんてとほほほほ。 ま、でも本人はいつものダメ具合なのでそんなに落ち込んでなかったのですが。 しかし、今回酷かったのは、さらにその後のみんなのプレゼンを見た後。。。。 クラスの子の他の子のプレゼンが、なに、あなたたちスペイン語話せてるじゃん!?ってくらいペラペラと、素晴らしいプレゼン力。いつも会話全然話せてないのに、プレゼンだとスラスラってなにそれ!?ってかんじで。 あたしのプレゼンが幼稚園児だとすると、彼女たちは大学生みたいな。(ほんとに大学生だけど) 中にはパワーポイントまで用意して来る子も。3分どころか、10分くらい余裕で話してるし。 ぎゃあああ な、なに、、、、このなんか もう絶対追いつけない感。。。。 プレゼン前までは、それほど落ちこぼれてなかったのに、プレゼン後は完全に1人落ちこぼれてゆく私。。。。 あまりのダメダメさに、学校行くの嫌になりつつ で、昨日授業の帰りに、一緒にグループプレゼン(今度はまた別のプレゼン・・)用意しているドイツ人の子に、いや、プレゼンっあんま日本ではやんないからさ、、、って泣き言を言ったら 「え?なにそれ?日本ってどうやってスコアつけるの?ドイツは普通あるよ。 っていうかチリの大学プレゼンばっかであたし達はまたプレゼンかよ、みたいな!」 って逆に驚かれて。 はあ。なんていうか、これはなんとかやるしかないのか、やるしかないのか、、、 いっそ好きになれればいいのに。プレゼン。涙 と思ったら、今日チー様のコレヒオ行ったら、掲示板に、なんかみたことないこと書いてあるから、先生に聞いたら 「24日にChisatoのプレゼンやってもらいますから準備して。ちょっとでいいから、親子で テーマは骨ね~」 と言われ。 え。なに、3歳児のプレゼンって。なに親子同伴ってなにそれ。聞いてないよ。 つか、好きにも程があるでしょうよ!!! と またもや ためいきをつくしかない母なのでした。 [4回]
02 October 納豆 この間ずっと探していた有機大豆を手に入れまして チリで大豆を買うと、ほぼもれなく遺伝子組みかえの可能性が大、であるということを、有機野菜の栽培クラスの先生や、チー様の学校のオルガニコパパ友などにも聞いていたので ずっと有機大豆を探していたのだけれども いつも行っている有機フェリアでもほとんど見かけたことなくて 何でも大豆というのは、チリでは作りにくい作物なんだそうで 生産量が少なくて、出回っているのは殆ど輸入物で、アメリカやらブラジルやらアルゼンチンやらで作っているのは遺伝子組換えばっかりなので 故に、チリで安く出回っているのは ほぼほぼ組変わっているとのこと。 (もしかして運が良ければチリ産で組変わっていない、という可能性もあるけれども) チリでは遺伝子組換え作物はほぼまだ作られていないのだけれども それでも輸入には規制がないらしく 且つ商品に遺伝子組換えを記載するという法律が整備されていないので 故に知らないとかなり組変わっている、ということになるらしい。 同じ理由で、チリで遺伝子組換え使っていない小麦製品というのは ほぼ ない。 パンも、パスタもほぼ組変わっていると思ってよくて、その配合がどれくらいなのかは知らないけれども、100%チリの粉であれば組変わっていないけれども チリでは小麦がそんなに取れないので、主にアメリカから小麦(つまりGMO)を輸入していて なので、どれくらいの比率かはわからないけどGMOが入っている。 そしておそらく、強力粉が多く入っているようなフワフワとかもちもちのパンの方が怪しい。(なぜならチリの粉は全体的にグルテンがひくめの気がするので) これはパン焼きが趣味であった私が、有機の小麦粉を探し始めて気が付いたのだけど 有機の小麦粉はインテグラルと呼ばれる、粗挽きの粉ではあることはあるんだけど いわゆる白い粉には有機はなくて、 白い有機の粉を探して製粉屋(molino)にメールしたり電話したりして問い会わせてみたんだけど その時有機じゃなくてもいいから、組換えが入っていないのはないのか?って聞いてみたんだけど そんなものはチリにはない、と言われたりして。 で、結局最近パンを焼いてない。焼くとどうしても食べちゃうから。 どっちにしてもチリでパスタやパンを100%食べない生活もできないわけで でもだからこそなんとなく出来る限り家ではご飯を食べて抵抗したかったわけだけど そんな我が家に、オルガニコ友達から有機大豆(輸入業務用)を分けてもらえることになり 業務用だから50キロ(つまり戻したら120キロくらいあるってこと!?)の袋で というか50キロより全然重い気がするし、軽く人ひとり分くらいあるわけなんですけど え?モアイみたいな感じで袋が自立してるんですけど? サンドバックか力石かってくらいの感じですけど? ってかんじで 店長に一目で 「あんたこれどうするの?」って聞かれたわけですけど 実際買うよ!っていって引き取りに行った時実物を見て いやーこれどうしたらいいかな、、、はははと少し眩暈がしたんだけど 昨日1.5キロほど納豆にしてみたら(つまり3キロちょっとの納豆) ちょっと 驚きの全然食べれそうな勢い。 一日かるく300gは食べてるし。 おそるべし納豆。旨すぎる納豆。糸挽きまくり。 白いご飯はイヤイヤ食べるチー様が、山盛り納豆でご飯がすすむすすむ ここにきてまさかのマスターオブ納豆。。。。 あとは、20キロくらい味噌つくったら、余裕で完食するでしょこれ。 大豆の神様 ありがとうございます。るるる。 [3回]
25 September リフレイン 全く更新していなかったこのブログですが、思い出したように 現実逃避 更新して行きたいと思います。 今日1か月に1度のサンチャゴリトミック教室がありまして、久しぶりにチー様はと同年代の日本人のこどもを遊んできました。 リトミックというのは音楽教室のことなのですが、最近とみに日本語の歌が気に入っているチー様は、リトミックもそれはそれはたいそうお喜びのご様子でした。 最近日本語で話せるようになったのが楽しいのか日本語の歌を歌うのが楽しくて仕方がないらしく、一日中なんやら歌を歌っています。 日本語を話せるようになってほしい!と願っていた母としては、もちろん喜ぶべきなのですが それが ものすごく ワンフレーズで たとえば、 「マーチったかチッタカタ― こうしんだー マーチったかたーこうしんだー」 という歌は、この部分だけを 文字通りエンドレスで歌い続けるので きいてる方としては いつになったら みぎあし君が出るのだ!!! とイラつくことこの上なく さらに、最近何故か怒られたり、ちょっと暗い気分になると 「いまは もー うごかないー そのとーけーいー」 と何故か、これも古時計の一番悲しい部分だけを、200回でも繰り返すので 聞いている方も もういたたまれない気分になるわけですが それでも日本語が全くでない とやきもきしていた頃を思い出せば 文句を言えるはずもなく 母はただ ためいきをつくのみ なのでした。 [3回]
31 May 3歳の女の子 3歳までのこどもの成長と、今のこどもの成長見てて、一番違うなーと思うのはここにきてぐぐーーっと感情面がものすごく成長してきたところ。1歳が天使から猿へ、2歳が猿からこどもへという感じだとすると3歳はこどもから女の子へという感じ。今まで全然怖がってなかったものをやたら怖がって見たり脳内一人劇場でじっと遊んでみたり細かい感情の変化とか設定の密度がものすごい。たとえば、この間ディズニーのターザンをちょっと見せたら、大泣き。なんか動物たちが逃げてるシーンが怖かったらしい。たいして怖くないコミカルなシーンでも色々なことを想像して怖くなっているのが最近のパターン。そうかと思えば、トイレに一人で行くのが急に怖くなったらしく、今までは自分でなんでもできる!と言っていたのに、急に「あたしは赤ちゃんだから」と弱気なことを言ったりして。2歳のときにできたことが3歳になってできなくなったり。眠そうにしてるから、眠いの?と聞くと「考えてるだけ」とかいうし。どっかで見たことある人みたいで面白い。この間も一人遊びしているから、色々聞いてみたところ、彼女にはお姉ちゃんが二人いるらしい。上が5歳で、名前は忘れてしまったけど、別の国に住んでいるらしい。日本にいるの?お母さん忘れて来ちゃった?と言うと、NONO、日本じゃない。アプマンケ(近くの公園のある場所)にいるの。と難しい顔で教えてくれた。なにやら難しい設定らしかった。そうかと思えば、今日はミカンを10個もポケットに入れたりなんだりして自分の部屋に持っていくから何をしてるのかと思えば、ミカンを「mi hijo(息子)」と呼んでいて。よく見たら、ポケットじゃなくて、スカートの中に入れて温めていたらしい。にわとりのお母さんとそのこどもごっこだったようで、そのあと転がったミカンの救出物語が始まっていた。たまに部屋の隅で誰かと話してるから、だれと話してるの?と聞くと、「魔女」というし。なんか悪い子がいて、魔女にあの子が悪い子だよ、と告げ口してる設定のようだった。2歳までは1日一回は公園にいって走り回らないと夜寝れない!!みたいな子だったのに3歳はすっかり劇団ひとりとおままごとに夢中。公園に行っても自転車に乗って、砂場で遊ぶくらい。めっきり遊具への関心は薄れてしまった。いつの間にこんなに一人遊びが出来るようになったのかなあ。そうかと思えば、「お父さん電気つけっぱなし」とか「お父さん新聞ご飯のとき見たらだめ」とか「携帯みちゃだめ」とかやたらとお父さんに厳しくなってて、それもどこかで見たことのある風景。そうかと思えばお父さんが帰ってきたら一緒に遊んでくれると思って待っているのに、相手にされないとわざと怒られることをして気を引いたりして。3歳ってもうすっかり女の子だなーと思う今日この頃です。 [2回]