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ワイン業界の被害報告について、WineSpectator記者James molesworthが最新情報をTwitterに掲載していたので、翻訳転載します (情報は未確認のものも多いです)
http://twitter.com/jmolesworth1
チリ全体の合計ワインの損失は1.5億~2億リットルと予想される(未確認情報)
【Conosur】
09オーガニックメルロータンクおよびカベルネ貯蔵大タンクの一部の損失。以外は問題なし。
/ Adolfo Urtado ConoSurワインメーカー
【Vina Tarapaca】
醸造施設の完全倒壊。ワイン完全損失建物内部へ入ることさえも不可能。【未確認情報】
【SanPedro】
現在被害に対処中。来週の収穫に間に合わせられるとのこと。貯蔵ワインの損失なし。
/ Marco Puyo氏 SanPedroワイナリー
【J.Bouchon】
15万リットル損失。前貯蔵量の10%
【サンタリタ】
900万リットル
【サンタエミリアーナ】【ウンドゥラーガ】200万リットル
【モンテス】【ラポストーレ】
100万リットルのワイン損失。【未確認情報】
モンテス プレミアムワインの20%、アルファシリーズの40%の損失
【コンチャイトロ】
4000万リットル
【ロスバスコス】 300万リットル
【エラスリス】
アコンカグア 影響なし、クリコおよびアコンカグアの施設には被害あり。
【ミゲルトーレス】
クリコの醸造上にて甚大な被害あり。10万リットルタンクが割れ全ワインを損失。300個以上の熟成樽の破壊、数千本のボトルの損失。
以下写真はPOLKURAワイナリーの様子(James molesworthのTwitpicにリンクしています)
チリ地震発生より、各方面からお問い合わせや、ユヤイに対するご心配のメッセージ、ワイナリーに対する心配の声を頂戴しております。
ここまでの情報で、チリのニュースサイトで報じられている状況についてお伝えしておきます。
チリインフラに関して
TVニュース番組 TVNによると
今日の11時半の時点でチリの南北縦断ハイウェイ RUTA5は第7州から第5州(テムコからサンチャゴ間、ビニャデルマル)メトロポリタン州付近の橋の崩落や道路のひび割れにより基本的に寸断されている。
サンチャゴ国際空港は滑走路に問題はないことが確認できているが、建物に被害が出ているため3日間の運用を停止している。
Ruta5の完全な復旧には1年はかかるだろうと報じている。
一番大きな被害があると思われるコンセプションでは、15階建てビルが崩壊したり、瓦礫の中に閉じ込められている人が多い様子。
サンチャゴの影響は地下鉄が止まっているが、電気は復旧済み。
電話は制限がかかっているためかからない。
主要なニュースサイトへのアクセスが不可能。特にサンチャゴと各州をつなげている光ケーブルでの損害が認められている。(電話を含む通信全般に影響)
サンチャゴ首都高は多くのところで崩れたところがあるため、止められている様子。
チリで一番高いビル、ミレニアムタワーの外観が若干壊れたほか、サンチャゴのビル郡には大きな被害は出ていない様子だが、いくつかの工場で火事が発生しているらしい。
サンチャゴで現在まで確認されている死者は30人。
ちなみチジャンでは刑務所の壁が崩れて、250人くらい脱走したが、60人が捕まった。
現在少なくとも300人の死亡者が確認されている。行方不明者、負傷者の人数は不明。
現在アクセス可能なニュースサイトは、latercera.com(つながりにくい)
コンセプションとサンチャゴ間については、クリコ市で歴史的建造物である教会の崩落が著しい他、
コンセプションとビーニャの間の海岸地方はちょうどバケーションの最後の週末でたくさんの観光客がいたが、地震発生から15分ほどで津波が発生したが、幸いにも被害は少なかったらしい。
(チリ人は地震になれているため、丘にすばやく登るということが広く知られていたため)
今回の地震の被害が大きかったことは、300キロと長い活断層でアクションがあったためと報じている。
先ほどサンチャゴの友人よりユヤイへ連絡がやっと入りましたが、彼はブラックベリーで通信してきた様子。
サンチャゴにいる彼も他の地方の情報が全く入らないとのこと。
ワイナリー情報は現在調査中ですが、分かり次第またお伝えします。