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04 June

理想と現実

こども店長がまだお腹にいるころ

病院の両親教室で、赤ちゃんといる生活をイメージしてみてくださいと助産師さんに言われ、他の妊婦さんたちと赤ちゃんといる生活について色々トークしあう機会がありまして。

他の未来のお母さん達は、眠れるかどうか、睡眠不足が心配、とか職場に復帰するのが心配とか、保育園入れられるかしらとか、色々自分達の生活に赤ちゃんが入ってきたときのことをシュミレーションして、その不安について話し合っていたのですが

あたしはというと正直どうなるか全然わからなくて、シュミレーションのしようも、どこに不安があるのかも発表のしようもなくて。

ワイン屋のアシスタント業務とうちの家事全般の雑務とそれまでも結構イッパイイッパイでやってきたのに
さらに赤ちゃんがやってくるわけで、どこまで何ができるのか

話に聞く育児のイメージは大変そうで
全然眠れなくて3時間毎に起されて 泣かれて睡眠不足でイライラして なんてことを先輩ママに聞かされたりして

聞けば聞くほど もう本当にやってみないとどこまで自分が出来るのか全然わからないし
自分の体力とか、それから赤ちゃんがどれくらい寝るのかとか、寝ないのかとか 

もう本当に出たとこ勝負としか言いようがないかんじで。

あんまりわからない未来のことを考えてもしょうがないし。
駄目だったらユヤイの仕事は店長に任せちゃえばいいし。
家事なんかやらなくても死にはしないし。

で、助産師さんに

「全く想像がつかないんですが、、、、自営業なのでとりあえず仕事しながら赤ちゃん抱いて 授乳とかしながら仕事もするイメージというか。。。おんぶして仕事するとか。。。ナガラ育児って感じですか?」

と言ってみたところ

その助産師さんが

「(それが出来たら)赤ちゃんを育てながら仕事もするって、ある意味理想ですね。」と言ってくれたので

「そうなんです。理想はそうなんです」と言ったのですが。


現在。

2ヶ月半がすぎた今、理想のナガラ育児は主導権は完全に子供店長に握られております。

店長がオグズリ様(グズリが極まって赤ちゃんではなく、オグズリ様という妖怪になった様子)になってしまったときの電話の遠いこと。
1メートル手を伸ばせば届く電話がなかなかとれません。

この間も、お客さんと電話で話していたら いきなり泣き出したので お客さんに

「あ、赤ちゃん泣いてますよ(笑  あとでかけなおしましょうか」

と心配される始末。

せっかく電話が取れても、子供店長が途中で泣き出してしまってと話していられなくなってしまって
お客さんに

「すいません、ファックスしてください!」とお願いしてしまうこともシバシバ。

HPは全然更新できないし、リアル店舗は全然開かないし。
ナガラでは出来ないことだらけで。

それでも子供店長が寝付いた夜と、朝起きる前の少しの時間に細々とチビッとずつ仕事をしています。

電話の後ろで赤ちゃんが泣いちゃってるワイン屋ですが

全然お店が開かなくてもま、しょうがないじゃん。
HP更新も努力目標でいいじゃん。
いいじゃん いいじゃん。いいんじゃん。
それも やー 個性じゃないですか

がばっと開き直り始めた今日この頃です。

 

理想と現実のすり合わせってこの辺じゃないかとおもいます。
 

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