31 December なおす あっという間に30日になってしまって。 日本だったら年末大晦日で間に合わなかった年賀状をあせって出しに行ったり、実家の大掃除を手伝いに行っているところだと思うのですが ここ南米チリでは特になんの感慨もなく年は越えて行くイメージで それは我が家だけなのかもしれませんけれども 30日も会社は平常運転で仕事しているし、年始も2日から仕事しているようなところも多いし 年があけてもお参りに行くところもないわけで (どこか南米に神社とかお寺とかないのだろうか。。) ましてや最近は毎日38度を超える暑さで、しかも夜の9時まで明るいわけで なんというか、年末感を感じるのは非常に難しいわけです。 去年はなんか新年らしいお節っぽいものを作ってみようなどと考えてみたけれども 年明けだらだらしているわけでもないし ましてやこたつでお節を食っちゃねーできるわけでもないし そうなるとなんかお節の必要性というか、お節をお節たらしめる何かがそもそもないというか。 そんなわけで今日30日になって、なんか年末年を越す前に、何をしておくべきか、と考えた結果 そうだ、なおそう、ということになり。 何をと言えば、色々壊れて直すつもりで置いておいたなんやかんや 例えばやぶれた(主に人形の)洋服だったり、壊れたおもちゃだったり チリでは誕生日だーなんだとやたらこどもはプレゼントをもらう機会が多いのですが だから、というか子供達は全く物を大事にしない感じがして それが凄く嫌だなーと思っていたのと、一度シュタイナーの幼稚園を見に行った際に、 シュタイナー教育ではおもちゃを極力与えないという教育方針で、与えないことで子供は自分で遊びを生み出す、という考え方で そこでは本当にこどもがおもちゃなんかなくても楽しく遊んでいて、むしろおもちゃが無いから取り合いにならない>つまり子供が喧嘩しない、という説明を聞いて なるほどなーと感心し、なるべく我が家でもおもちゃを増やすまいと思って来たのですけれども それでも娘の友達はおもちゃをいっぱい持っていたりするわけで、そういうお宅で見たことのないようなおもちゃを見るとやっぱり欲しいという欲望がわくのも当然なわけで 最近スーパーに買い物にいくたびに、何を買って、これを買って、と言われるようになり そのたびに、 「今度作ってあげる」とか「別の服を作ってやる」とか、なおせば使える、とか言ってるうちに 作る順番待ちリストが伸びていき そうかと思えば、やたら物を捨てない店長の、もういい加減捨てて買ってくれよ的な洋服のつぎあて待ちみたいなのもあり 年を越える前にこれを直すのがあたしの使命だと一念発起したものの 結局今日直せたのは豆の飛び出してきたお手玉2個と、破れてぼろぼろになった手押し車のシートの張り替えで、しかも購入価格はそれぞれ新品購入価格400円くらいのものなんで。 買ったほうが安い。もう全然安い。でももう今さらそれは言えない。 というわけで。。 まあ、でもなんでも直してくれと言って持ってくる二人を見てたら、物を大事にするというのはいいことだし微笑ましいなあと思うのですが しかしそれならもっと最初から大事に使え、と言いたい年末なのでした。 [1回]PR