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24 March

英語日本語スペイン語

やっと長すぎた夏休みも終わり。本日プレキンデル初日(年中さん)送り出してきたのでほっと一息。
長すぎた夏休みの総括などしつつ。

夏休み、3か月半、長かった。。。。ほんと死ぬほど長かった。

でも、前半戦は平日はプールと近所の子との遊び、休日はキャンプ&プエルトモンとアウトドアのコンボを決め

中だるみした中盤戦は近くの日本人のお友達との日本語遊び+テニス(という名の砂遊び)というコンボでなんとかやり過ごし

後半戦は急遽日本に一時帰国することになり、ばーばをはじめとするいとこやハトコなどの親戚の子供達や、友人の子との交流などなど。

とにかく3か月半、みっちり濃厚な時間を過ごしてきたチー様(もうすぐ4歳)ですが


観察してきて面白かったことは山ほどあったのですが、特にやっぱりこの3か月の語学的な伸びみたいなことが一番おもしろかったかも。


夏休み始まった頃、隣のイシドラ(4歳)とマブダチになったころは
とにかくものすごい勢いでスペイン語が伸び。

その後イシドラがバカシオネでいなくなると、日本人の子と遊び始めるや、日本語もグイグイ伸びはじめ

日本に行って、ばーばと一日中話し始めるや、ほぼ日本語とスペイン語のギャップがないほどの日本語力の伸びを見せはじめ

ついには寝言や独り言も日本語になり

本人も
「ちーちゃんねー 日本語ベラベラだよ。 ママはねー スペイン語話せないんだー
 ママのスペイン語はねー ヘックソック(下手くそのこと)だからわからないんだー」
とか余計なことを親戚のおじさんにまでベラベラ話すようになったのですが


その間実は英語にもものすごい関心を示し始め

というのも、私は彼女にスマホで見せるのは歌だけと昔から決めていて
というのも、ゲームとかやらせたくないし、かといって日本のアニメとかも見せたくないし
でもどうしても時間を潰させざるを得ない時もあって
そういう時には日本語の歌や、英語の歌のビデオを見せていたんですけど
その中で一つ彼女がものすごく好きな英語の歌番組というか、ようはセサミみたいなやつなんですけど
それを見続けていた結果、なんか話せないけど なんや意味は分かるでー、みたいな感じらしく

どうも最近 その なんや意味は分かる、レベルが上がってるなーとは思っていたのですが


例えばこの間も レインボウ!!とか叫んでいるので
レインボウって何かしってるの?と聞くと

知ってるよ!アルコイリスだよ!

とか
たぶん、子供の番組って世界共通似たようなことやってるから
たぶん言葉とか関係なく入っていくんだなーみたいな。

日本で散歩していた時も、
STOP TPP!って書いてある看板を指さして、なんて書いてあるんだ?って聞くから
ストップって書いてあるんだよ。と教えてやると

「STOPって何のことかしってる!?トマレのことだよ!しかもパレだよ!」
とか3か国語でコンボ決めてくるからママほんとにたまらんのですけど。
しかもスペイン語はなんだかママ知らなかったんですけど。。。涙


と、とにかく感心していたのですが。

今回の日本行でついにカナダという、英語圏の国を通過し
スチュアーデスさんに、なんとか 「アップルジュース プリース」とモジモジオーダーするという経験を超えたのち

ついにその彼女の

英語が話したすぎる情熱

が噴き出しちゃった瞬間を目撃しました。


それは帰りの成田でのこと。

たぶん5-7歳の金髪の女の子二人が
ソニプラのマニキュア売り場の前で、

「これ可愛い~」「これ ちょーほっしー」

みたいな会話を英語で繰り広げており

それを見ていたチー様、感極まって そそそ、と 間合いを詰めていったかと思うと

いきなり

「 ホニョヨヨ ホニョヨヨヨ~ (たぶん彼女の中では、これ可愛いいよね~と言いたかった)」

と、タモリのウソ外国語のネタみたいなのを真顔で繰り出したじゃありませんか。

いやー。さすがにそのコンボは5歳児には通じない。2歳ならそれでいけたかもしれないけども。
と、母もそれには爆笑しそうになりましたが


2人の金髪女子にあっという間に というか、超ガン無視で

やばい、、変な子。。。怖い。。。という感じで逃げられるのを見たら


なんか気の毒すぎて笑えなくなり

「チーさん、今度はスペイン語で話しかけたほうがいいかもしれない。。。ね、、、」

と、よくわからない慰めを言うのがやっとでした。。。



5歳だったら恥ずかしくて絶対できないんだろうけど
ぎりぎり3歳だからやっちゃうんだろうなあ。
きっと彼女の脳内では英語話せてるんだろうなあ。もう話したくて吹き出しちゃったんだろうな、、
と涙目になった事件でした。

でも、難しいこと考えないで、雰囲気で語学を習得するって、むしろああいうことなのかもしれないです。


それにしても、あの欲望をもってすれば、トリリンガルも夢ではないな、と思った母でした。






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