04 April お誕生会 cumpleanos 3月末、子供店長の誕生日がやってきまして。 ハルディン(幼稚園)のティア(保母さん)に、 「チーさん誕生日いつやるの?」とせっつかれて、はじめて、さあどうしようか、と悩み始めたフナヨでしたが 先週の金曜日、この一大イベントが終わりましたので、ご報告いたします。 誕生会 日本でもやったことないのに、じゃあチリでどうやるの?何をするの?ということからスタートしたのですが 色々日本人ママの経験談や、クンプレアニョス屋と私が呼んでいる、お誕生日や、コスプレやパーティグッズを置いているお店の店員、それからティアに色々話を聞いたところ、以下のような回答が。。。 (なんとなく、決まり事というか、こういう形がチリ式だよというアドバイスですね) 1.お誕生日の子はティアラを持ってきてかぶる 2.テーブルコーディネートから飾り付け、はたまたインビテーションカードを子供の好きなキャラクターで統一する人が多い 3.お土産にお菓子とおもちゃを詰めた袋を用意して、子供に持たせる 4.ピニャータと呼ばれる久寿玉のようなものに、お菓子とおもちゃを入れて用意する 5.子供(全員)に帽子のようなものをかぶらせたりもする、が小さい子は嫌がる場合が多い 6.時間は1時間半から3時間くらい?親による。親によっては、プロのお誕生日屋に頼んだりする場合もある。その場合はアトラクションが来たり、風船屋さんが来たりする。 7.親が頑張るうちは、親が手品をしたりした。らしい。 8.当日の準備、デコレーション、その他は親の自由。 9.ほとんどの親はお菓子、チョコ菓子、ケーキ、それからポテトフライ、フルーツ、ジュースなどを用意する 10.でもこの間の父兄懇談会の時、誕生会で甘いものを出し過ぎないように、というお達しが出た ハルディンの誕生会って、あたし自身、一度も見たことがないんですね。 なので 全然想像できねーっちゅうの!!!! と、若干パニクッたわけですが。。。 で、色々考えた結果 1.子供店長の1歳の誕生日は色々プランがあったけど、震災のすぐあとだったので、ほとんどなんもイベントしなかったことが心残りの母 2.日本式にやってもいい、と言われても、特に日本式という誕生会のイメージがない母 3.キャラクターで統一と言われても、統一したいキャラクターがない母 4.甘いものを食べさせたくない母 5.なんかやれ、と言われても何にも芸のない父と母 要は父と母の都合で、今回のお誕生日会のコンセプトは ”森のお誕生日会” に決定。(あくまでも母の趣味) もうこの時点で店長(父)には 「絶対収拾つかなくなってグダグダになるのが目に見える。。。」とバカにされること数回。 出し物に 絵本の読み聞かせをする、と行った日には、父 失笑。 初めてなんだからオリジナリティを出さないで、みんなと同じにすればいいのに、とか言われ、喧嘩すること数回。 ついでに、ティアにも相談したところ 「絵本?!プフっ 日本人変わってるからね~!」と軽く嫌味を言われ またここで店長の、ほれみたことか、的 嘲笑に切れること数回。。。。。 でも唯一のあたしの理解者、ジャネットさんに、 「フナヨ、せっかく外国人がクラスにいるんだから、きっと違うことを知りたい親だっているし、 きっといい影響を与えるから是非あなたのやりたいようにやるべきだ!」 と励まされ 今回ばかりは、100%やりたいようにやるよ!あたし!! ということで、まずインビテーションカードづくりからスタートしました。 (BGM かあ~さんは~よなべ~をして~~♪) 葉っぱの虫食いからお顔が出てるっていう。森っぽいでしょ??見て、葉っぱですよ!? 一応子供店長がわかりづらいですけど、テントウムシです。。。。 今回子供が17人なので、このカードを17枚作りました。 それから色々考えたのですが キャラクターがないから地味になっちゃうかな、と思いまして お花をつくって飾ることにしました。 最初は、紙でできたお花買おうかなーと簡単に思っていたのですが、値段を聞いたところ、1つ1000円くらいのことをいうので、びっくらこいて自分で作ってみました。 そんな難しくなさそうだったので。 でできたのがこちら。 お、いがいに可愛いじゃあん。 と思ってほくそ笑んでいたところ、このお花が子供店長には大人気で、毎日振り回して遊んでいるので、 あ、これはイケルな、と思いまして で、これをデコレーションにして、帰りに子供にあげるかな、なんて考えながらシコシコと またこれを20個ばかり作りました。 使ったのは主にクレープ紙っていう紙ですが、色々なのがあったほうが面白いと思ったので、硬いのとかペラペラのとか新聞紙とかも入れて色々つくりました。 それから、普通のデコレーションも色々準備しました。主に風船。 それから、ピニャータですが、ほとんどキャラクターしかないので、これも自作することにしました。 読み聞かせの絵本を LA ORUGA MUY HAMBRIENTA(はらぺこあおむし)にすることにしたので、ピニャータはそれにあわせて蝶をつくることに。いらない箱の裏表に紙を貼っただけという超手抜きですが、、、、 はらぺこあおむしスペイン語バージョンは何件か本屋を回ったのですが、全然売ってなかったので、しょうがないので、AMAZON.COM(アメリカ)から購入。意外に安くて早くてびっくり。こちらの絵本はアルゼンチンから到着。 チリって読み聞かせの文化ないのかも。 色々見たけど全然いい本がないのでそれにもびっくり。。。エリックカールって世界のエリックカールじゃないの!???みたいな。 途中からだんだん、お誕生日会なのか、母の発表会なのかわからなくなってきましたが。。。笑 そして 当日の模様↓↓↓↓ 肝心のパーティの食べ物ですが、こちらのメニューは色々考えてたのですが、お友達の一人が卵アレルギーだということがわかり、卵なしメニューに。本当はショートケーキ焼きたかったけど諦めて 1.カップケーキのチョコデコケーキ 2.タピオカフルーツココナツミルク 3.ソーセージ入りパン 4.きな粉おはぎ とすることにしました。 わかりづらいですが、お皿の上に葉っぱ型に切った紙をしいてみました。(ティアには好評だったけど、たぶん子供は気が付いてない) 食べ物は、甘さが控えめなのと、食べたことがない形状だったせいか、17人中5人がとってもよく食べて、残りはほとんど食べないという感じ。涙 でも、パンはティアに人気。タピオカはお迎えに来たお母さんに好評。みんな これなに?って感じで興味はあった様子。 きな粉はダメだったようで。。。。わが子だけが人の分まで食べてました。。。 ケーキは第一印象は良かったみたいだけど、カップケーキの部分が甘味がミロと干し葡萄の甘味くらいだったので、チョコレートだけはぎ取って食べてる子が多かった。 チリ人の子、甘いものに慣れ過ぎ!あんたたち太るよ! 作った花を最初は椅子に飾ったりしました。 花はそのあと女の子の髪飾りにしました。親指姫みたいでかわいかった。お母さんたちにも人気でした。花が一番好評だったかも。かわいいからあたしも欲しいというティアもいました。みんな持って帰ったみたい。 はらぺこあおむし、は子供はまじめに聞いてくれてましたよ。 あたしのスペイン語通じてるかわからないけど。汗 でもエリックカールの絵があれば、言葉はいらない??でしょ??? わが子だけが聞いてないという、、、、涙 自作ピニャータ。ちょっとおもちゃとかお菓子足りなかったんじゃないかな。。。 でもマリポーサ!って言ってくれてたから、蝶だってことはわかったみたい。。。 ティアにはかわいい~って褒められたんだけど。。。 そしてクライマックス、プレゼントをもらう時間!笑 チリでは”アケロ!”コールでその場でプレゼントを開けて、みんなに見せるのが普通みたい。 プレゼントをくれた子と、お誕生日の子(子供店長)が、チューしたりするのです。 そんなチリ式?誕生日会でした。 母的にはやり遂げた感で100%満足でしたが、あんまりにも甘くなくて子供達はフラストレーションだったかも。 来年はキラーアイテム、マンハール(キャラメライズされたコンデンスミルクみたいなの)が入ったチョコとか、そういうのと、巨大シュークリームとか、そういうもう糖尿病の人が痙攣起こすみたいな、 そんなの出そうかと思います。(嘘) まあ、でも来年はもうキャラクターとか、彼女の好きなものがあるんだろうな。 母の好きにできるのは今年限りでしょう。 また来年もやろうね。 [4回]PR