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12 January

横浜 中華街 栄楽園

昨日は現在作成中の店舗の進行状況を確認しに、横浜家具の工房を訪ねて石川町に行ってきました。

7年程前まで私は中華街にある輸入雑貨の会社のお世話になっていまして、石川町駅は大学を卒業して、社会人になってから6年程毎日通った思い出深い場所です。

久しぶりに石川町の元町側に降りて、毎朝通いなれた元町を歩いていきますと、数年見ないうちにずいぶん様変わりしてまして、お世話になっていた飲み屋もほとんどないし、仕事帰りに寄ったタワーレコードも無くて、時間の流れを感じて、寂しいような、でも連休で行きかう人や、逞しく商売をする新しい店の人達の活気を心強く感じたりもしまして。
元町はずいぶんきれいになって、魅力的になりました。

それから、とにかく朝から何も食べていなかったので、何か食べに行くことにしました。

一人だったので、肉まんでいいかな、とも考えたのですが、せっかく久々の中華街だし、一人で中華を食べにくる機会もそうないので、最も食べたいものを食べることにしました。

7年前まで、仕事の日は当然ですが近くにそれ以外の食べ物屋がないので、ほとんど毎日、中華を食べていました。

最初の数ヶ月は色々な店のランチを試したりしていたのですが、結局、私の中で1.栄楽園、2.秀味園、3.が少し離れて福桜という3軒の店のローテーションに落ち着いてしまいました。
この最初の2軒は、とにかく安くて、そして土日もメニューが変わらなかったのですが、中でも一番お気に入りの栄楽園は、中華街にしては、薄味のやさしい味わいで、毎日食べても食べ飽きることがなくて二日酔いの日でも食べられる中華でした。
(仲間内でも栄楽園は絶対的な人気を誇っていたのですが、中華を食べに中華街に行く人にとってベストの店かどうかは別の話かも知れません。中華を食べに行く人は、きっとある程度コテコテの中華のイメージらしい中華を食べることを期待してると思いますので。でも一般的な人気店の中華は二日連続で食べるのは厳しいものが多いのです。)

さて、私の心の第一位、栄楽園さんは南門シルクロードから少し細い路地にはいったところにある大衆的な中華料理やさんで、15人も入ると満席で、基本相席です。

栄楽園さんで、多分一番の人気メニューはチャーシュー丼(細ギリ)だと思うのですが、(もしかしたら世間では牛バラ丼かもしれない?)

でも、私はチャーシュー丼よりはジューシィな鶏肉と葱がわっさり載っているピリ辛のトリ肉丼が好きで、でも一番食べていたのは、一番あっさりした味わいの中華丼でした。
他にもぷりぷりエビと卵のエビと卵丼も美味しいし、サンマー麺やああトリソバも捨てがたい。。。

と悩みに悩んだ挙句

やっぱり私の心の中華ベスト1位の
中華丼にしました。

ぷりぷりのエビやイカ、白菜がたっぷり入った、やさしい味わいのアツアツの餡かけが、ご飯に載せられた一品は当時560円。
昨日は600円になってましたが、それでも!

添えられるうっすい味わいのスープも、ほんのり甘いお茶も、沢庵も健在。

本当に7年前と何一つ変わない味わいに、感動しました。

 
ところで、栄楽園さんはお母さんと娘さんとお父さんのゴールデンメンバーで切り盛りされてるのですけど、当時ほぼ毎日行っていた私ですが、特にそんなに話したりすることとかはありませんでした。
どちらかというと、中華街の店の中でも愛想はそんなにいいお店って感じのお店ではなかったですし。
でもお父さん(料理長)は必ず、ご馳走様でした、というと、暖簾の向こうから顔を見て
「ありがとうございました」
と言ってくれるので、変な愛想はないけど、心がこもっていることは感じるお店でした。


でもこの日、お勘定をおねがいしましたら

「まあ久しぶりね!」
と初めてお母さんに声を掛けられました。

「あの会社もう辞めたんですよ。だから来れなくて。こっちに久しぶりに来たので、どうしても食べたくて」
と言うと

父さんが暖簾をひょこっとあげて
「ありがとうございました!」と
まったく7年前と同じように、私に頭をぺこっと下げてくれました。

本当にびっくりしました。7年も行ってないのに覚えていてくれてるなんて。
変わってないお店の変わらない人に、600円の中華丼でものすごい元気を貰いました。
感動で涙がちびっと出ました。

あー やっぱり栄楽園最高。ありがとうございました。また絶対行きます。

 

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