14 January 縁起 新年の書を今回お願いしたのは蜜鳩さんとは 不思議なご縁。 2年前の春、近くの墓地で花見を企画した際に 本当に色んな方が集まってくれたのですが その時に いらっしゃっていたのが蜜鳩さんで 当時蜜鳩さんは日本酒のラベルの題字を書いたり、というお仕事をなさっていまして、 私たちはユヤイを立ち上げたばかりで まだどういう風にしてチリワインを日本に広めていけばいいのか、ネットショップをどうやって運営してくかということも模索中で(今でも模索中ですけど) でも私たちは昔から夢ばかり大きくて、 私はその時、(今でもそれは考えているのだけど) 「いつか店長が、チリの知り合いのワイナリーと共同で自分たちのワインを作る時には あたしは日本の若いデザイナーとコラボして、ワインのエチケットのデザインコンクールをやりたいんだよね、chムートンみたいにさ~ 日本のデザイナーのエチケットで毎年やるの。日本と南米のコラボだよ!!」 と、南米生まれの店長と日夜コラボするフナヨはいつものように大声でそんなことを話していたのかと思うのですが その時に、毛筆デザイナーという、いかにも和っぽいお仕事の蜜鳩さんが 「いつもは日本酒とコラボが多いけど、いつかワインともコラボして何かやりたいですね」 なんて言ってくださって。 そんなお話で盛り上がっていたのですが そして それから月日は流れ。 今回、クリスマスの頃に、お正月のトップ画像どうしようかな~ 書初めでもやろうかな<自作 と思っていたところ、 ちょうどすごいタイミングで蜜鳩さんからご連絡をいただきまして!(笑 そんなタイミングで現れたら、当然、、、、、、ねえ。(笑 すみません、いつも思いつきだけで進んでいくたちでして。 でもそんな、本当に思いつきで持ちかけたこの企画に 快くご協力いただけまして。 「じゃあ、1本ワインを送りますから、そのワインに合う何か字をワインにあげてください。」 とお願いしましたら、この字をいただきました。 ティエリは私がユヤイを始めて一番最初に絶対に輸入して販売したい、と思った 私にとっての魂のワイン、なので、今年は初心に戻ってがんばろうという気持ちもこめて ティエリを表紙にしようと思っていました。 そのティエリのオーガニックの優しい味わいとか、それから 私たちの出会いの花見の時の印象がちりばめられた そんな温かみのある一枚。 この書が送られてきたとき、これはいい新年になるぞ、と心からそう思いました。 だって、新年から古い縁がつながるなんて。 これはよいことが起こる前兆、つまり吉兆に違いないと思いました。 私は、昔から出来事から勝手にポジティブなメッセージを読み取るのが得意な思い込みの激しい人間なのです(笑 とにかく、これは、夢は語っていけ、というメッセージだと思いました。 「今年は向かい風が強いけれども、そんなときは色んなアイデアを語って、各方面と繋がりながら生きていきなさい」 と そういうメッセージだと思えたのです。 蜜鳩さん:毛筆デザイナー 大学で油絵を専攻後、ゲーム会社に勤務。 2004年、学生時書道を習っていたことからたまたまゲーム中の書画のデザインに携わるようになる。 2005、2006年 原宿ラフォーレアートワークに参加。 ほか、店舗、お酒などの毛筆ロゴ、水墨イラスト、古地図イラストなどを手がける。 書道会には属したことがなく、 かねてより興味のあった水墨画、書の知識を広げ、 伝統的、教育的以外での表現をする手法を模索中。 ↑蜜鳩さんありがとうございました。 [0回]PR