03 February 蜂蜜そむりえ ワインに品種があって、それによって料理や美味しく感じる気候やらがある、ということを勉強すると 何故か色んなものの種類を試してみたい という欲がわくもので もちろん日本酒だってそうですけれども でも日々の台所を預かるシュフ・ザ・シェフとしては 手軽に楽しめて、絶対に使いきれる(ここポイント) そしてお値段も手ごろな 塩や砂糖、それから醤油、味噌なんてものに どうしても興味が傾きます。 そんなわけで、この間ちょっとためし買いしてみたのが、蜂蜜です。 蜂蜜は取る花の種類によって、かなり差があるということを読みまして これは面白い。まずお試しだ、とお試しセットを片っ端から買いまして 9種類ほど蜂蜜を集めてテイスティングしてみました。 (国産と輸入が混ざっています。れんげとかみかんは国産、クリームクローバーが外国人だったような。) 百花 みかん れんげ アカシア クリームクローバー 菜の花 ローズマリー コーヒー そば まず百花ですが、色々な花がまざった、アッサンブラージュものですが、香りが一番華やかで紅茶に入れると ぱ~っとお花畑に入れたみたいになります。 逆にコーヒーに入れると、香りが喧嘩して、向きません。 パンにつけるとお菓子なかんじです。セレブ気分です。 みかんは爽やか 香り抑え目でお菓子にあいそう。よくも悪くも特徴が弱い。 れんげは子供の時に食べた蜂蜜の味わい。香りもやさしい。味わいも濃厚。 アカシアは華やかさと爽やかさがあって、高級感を感じる万能受けする美人さん。 クリームクローバーは見た目からちがって、白く最初からにごったかんじで、でもパンにつけたときの濃厚さは一番。 と、ここまではまだ普通の蜂蜜ですが、ここからはかなり個性派ぞろい 菜の花は香りは控えめなんだけど、なんかすこし油っぽいかんじ?なんというか、どうもパンや紅茶にあわせると、独特の風味があって、他の蜂蜜には勝てないかんじ。料理でレシピを探したほうがいいかも。 ローズマリー 完全にローズマリーの香りがする。(笑 ので紅茶やコーヒーには向かない。 鳥でも焼くときに塗るか。。。というかんじ。 コーヒー この蜂蜜は、香りは少し香ばしいくらいで、味わいもふーん ってかんじなんだけど コーヒーに入れると マリアージュな飛び出す旨さ。コーヒーの味わいを立体化します。 で、最後のそばなんですけれども そばの蜂蜜はコゲたかんじの醤油のような独特な香りがあって、蜂蜜自体も黒くて、まったく普通のレシピだと美味しくないです。恐ろしいほどアクの強いキャラクターです。 というわけで 本日みたらし団子のタレとして、食べてみるべく、団子をつくってみましたが みたらしに入れてなお自己主張をされて みたらしが負けているしまつ。 おそるべし。そば蜂蜜。強敵現る。 これは減らないかもしらん。 [0回]PR