15 February 第一回 飼育失敗報告 あるものを飼育してましたが、第一回見事に失敗しました。ほっほっほっ実は今回チャレンジしているのは小麦酵母という、小麦だけでつくる天然酵母です。何をしようかとしているかというと、このサイシュウケイの酵母でパンを焼く、ということを企てております。パン焼きと言えば、実は色々な宗派があります。パンやさんでもそうだと思うのですが、あんぱんやくりーむぱんや、食パンが得意な、菓子パン系のパンやさんもいれば、ドイツパンのようにちょっと酸っぱいパンやフランスパンのように、カリカリのふわっ の得意なパン屋さんがあるように趣味でパンを焼く道にも、色々な道があります。甘いパンが好きな人や、ホームベーカリーで毎日焼く!というような人は、普通選定酵母であるイーストで膨らませるのが通常なんですが、天然酵母で焼くと、やっぱり生地の味わいが違いましてそこにはまると、まずは自然食品店で”天然酵母”として売っているホシノ酵母とか白神こだま酵母の道に行き着きます。さらにオタクな人は、自分で葡萄や、りんごなどについている天然の酵母で天然酵母をつくる道に入っていったりするというのが道筋だと思うのですが、私は全く別ルートでして基本ワインの葡萄の酵母とはなんぞ、発酵とはなんぞやというところから入りましたのでいきなりイーストもホシノも飛び越えて、葡萄酵母からパン焼きの道に入りました。2年ほど前、この趣味が大ブレークし、パンを焼きまくりました。元来凝り性なこともあり、毎日パンを焼いたこともあって、お蔭様で葡萄でも果物でも結構なんでもすぐ酵母が出来て、そこそこ美味しいパンが焼けるようになったのですが、そのうちパンを食べることに飽きちゃいまして、今ではごくたまーに、イーストでパンを焼くのみになり、現在に至ります。そんな時に、この、小麦だけでたてる酵母の存在をしりまして非常に気を惹かれました。 だって、小麦と水だけで発酵させて小麦でパンにするっていうんですよ!?小麦しかはいってないじゃん! どうやってパンになるっていうの?と言う感じで、本当に不思議です。葡萄で酵母をたてるとき、酵母は葡萄の糖をバクバクたべてあっとういうまに発酵します。暖かければ、4,5日でパンが焼けるくらいの力を持つようになります。(本当に落ち着くのにはもう少し時間かかりますけども)でも小麦粉?甘く無いし 発酵するだけの糖あるの?しかもパンを焼ける力を持つ発酵するまでに1ヶ月?それどんな酵母!?と興味が尽きません。しかもこの小麦だけの酵母は、出来上がるのに時間はかかるものの、一回おきると、非常に安定性が強いらしいというもっぱらの評判です。つわものになると、1年も継いで使えたといいますから2週間以上葡萄酵母を継げたことのない私には、夢のような話です。(葡萄でも継げるという人もいますが、でもやっぱり葡萄酵母だと難しいと言う人もいます。素人なのでよくわかりません。)これはやるっきゃない!ほぼ夏休みの自由研究状態です。全然関係ありませんが、小学生のときに、酵母の存在を知っていたら、間違いなく私は6年間酵母の研究をしていたと思います。牛のおしっこの回数なんか数えてレポート書いてる場合じゃなかったと思います。(実話)さて、小麦酵母は4日目くらいで”少しヨーグルトのような酸味のある香り+発砲”への変化を期待していたのですが”ものすごい酸味のある香り 舌をシゲキする激烈な酸”に変化しておりました。llllll(-_-;)この感じ。知っております。知っております。典型的な失敗パターンです。さすが敷居が高いぞ 小麦酵母敗因はいくつも考えられますが、とにかくまずは温度が低すぎた が主因だと思われます。ですので、もう少し気温が高くなってから、もう一度始めようと思います。それまでエンパナーダでも焼いたりして、気を練っておくことにします。押忍! [0回]PR