おとといあまりにも惨いことが起きたため、すっかりブログなんて書く気力を失っていたのですが
なんとか立ち直ったので今日はわたくしの個人的新プロジェクトについて書きたいと思います。。。。
その新プロジェクトとは。 じゃじゃ。。。
ウィキペディアより。↑
こちら、コチャユヨといいます。 何だと思いますか?
私これ最初見たとき、馬を縛る紐?かと思いましたが。(そしてそのくらいの大きさの束)
えー、コチャユヨとは、チリの原住民、マプチェの言葉で海藻という意味だそうで。
その通り、海藻です。巨大な海藻です。
キングか、化け物か、というくらいの大きさの海藻です。
で、このコチャユヨ、こちらでなんどか食べたことあったのですが
正直あんまおいしくなくて。 ゴムみたいな触感とか、昆布みたいな臭いとか、なんというか
でも、チリ在住の日本人は海藻として食べてるんですけど、でもやっぱ好き好きみたいで。
でもですね、あたしこれ、美味しくなる可能性を秘めてるな、と常々思ってまして
しかも、色々調べましたらば
この海藻、ネットで調べたところによると、南米では14000年も前から食べられてきている、チリだけじゃなくて、ペルーの山岳民族なんかも食べている、ものすごいミネラル分豊富なやつでして
栄養素的には、今の日本の食卓に是非あげてあげたい素晴らしい、まさにキングオブ昆布なわけで
例えば、これ、美容と健康には素晴らしくいいらしいわけですが、
なにがいいって、例えばこれ
コチャユヨ 乾燥100gにつき
カロリー 82
プロテイン 11.3
炭水化物 8.7
ファット 3
繊維 47.5
ナトリウム 3460mg
カリウム 1250mg (昆布5300 わかめ5200)
カルシウム 1160mg (ヒジキ1400 チーズ630/シラス520 牛乳110)
鉄 31mg (レバー 13 青のり74.8 ヒジキ(乾)55 きくらげ 35.2)
リン 142mg
magnesium 1010mg( あおさ(乾)3200 あおのり1300 わかめ1100 ひじき 620)
ヨウソ 490ug
vit E 1.7
で、海外のページで見たのですが、100gの乾燥コチャユヨから上記のミネラルとか、カルシウムのようなものが、成人の1日でとるべき量がほとんどとれるって言うんですね。
で、このカルシウムとかミネラルとか、もちろん重要ですが、
それから食物繊維というのは体内の毒素を排泄するのにも重要な役割を持つのです。
それと、もう一つ、コチャユヨに私は期待している点は
味が、ないんですね。あんまり。むしろ全然。しかも味シミが悪い。笑
例えば、こんぶ、乾燥100G食べろと言われても、結構難しい。
ヒジキもヒジキのカラーっていうのがありますから、うちは大好きですけど、でもやっぱり飽きも来る。
でも、このコチャユヨっていうのは、よくも悪くも味があんまりなくて、
なんというか
ミミガーときくらげと、メカブを足して3で割った感じ
の食材なんですね。
だからサラダにもスープにもなる。
(だから特に、これっていう調理法が見つからず、あんまり美味しくないというわけでもある)
チリ在住日本人奥様のおすすめレシピは豚のカクニ+コチャユヨだったみたいですが
なるほど、それはありだな、という気がします。
そんなわけでずっと前から気にはなっていたのですが
いかにせん、市場で売っているコチャユヨが私の感性の限界を超えてる感のあるルックスであること
カットしてあるコチャユヨもあるにはあるのですが、これがまた、四角くカットしてあって
調理意欲を著しくそぐ形状であったことから
なんか一向に手が伸びなかったのですが
ここで裏ルートから別カットのコチャユヨを手に入れまして
これを見て、あ、これなら食えると思いました。笑
そんなわけで今回使いましたのは↑にあった写真のような縄みたいなコチャユヨではなくて
ちょっとスペシャルカットしてございますこちらのコチャユヨでございます。
乾燥時
水で3時間戻した時 これだとずいぶん昆布ぽいではありませんか。
そして、このスペシャルカット コチャユヨを使用した
フリースタイル コチャユヨ普及メニューを考えようプロジェクトを立ち上げた次第です。
そしてその第一弾! コチャユヨと豚肉の豆板醤炒め です。
調味に味噌と豆板醤、それから豚肉が一緒にはいって炒めて煮たかんじ。
味的には、悪くなかったのですが、今一つ味が染みてなかった。
3時間くらいコチャユヨ戻すのに使ったのですが、これでもまだ足りなかったみたい。
やっぱり1晩寝かすべきなのか
それとも戻すときに何か技が必要なのか。。。
とりあえず今度シオモミとかしてみようかと思いました。
あと
なんかこれやってみて、からし酢味噌和えとか旨そう、と思ったので
次回はそういう系統にしてみようと思いました。
[7回]
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