28 June Cumpleaños 久々の連発クンプレアニョス。(お誕生日会)最近前のようには慌てふためかなくなったものの、2つも3つもあるとそれなりに忙しい。先週から大人クンプレ、子供クンプレ、大人クンプレ、子供、子供みたいなコンボでそうするとプレゼント代だってばかにならないのだからして。 それでもこっちの人は(少なくとも子供のいる家族は)会社帰りに飲み会とかしないので、誕生会はそれを口実にした社交の場というか、アサド(BBQ)の場というか休日の暇つぶしの口実というか、誘われる場があるだけましというかそれにコパアメリカも重なって、そういうわけで最近週末は大体なんかしらクンプレである。お誕生日プレゼントは行く先の子供の家庭によるけれども、私の少ない人間観察の結果によるとその所属地域で好みが分かれる。例えば、以前の娘の学校では手作り品とか、本当に小さな贈り物だけど心のこもったようなのがあって、例えば親が手作りのフェルトの人形作って上げたりとか、植木鉢の花とかそういうものだったりして、あと本とか、サッカーのボールとか。お手紙とか絵をかいて渡す子供も多かった。学校がそれほど裕福でない子も結構多い学校だったので、親が全員プレゼントをあまり大きくしないようにお互いに気を使いあっていた感じがする。今の学校の子の親はどちらかというと教育ママみたいな人が多いのか(笑)知育教材的なものが多くて、パズルとか伝言ゲームとか、フラッシュカードみたいなものとか、学研のオマケみたいな実験系のおもちゃとか、アートの教材とかどちらかというとこれ絶対子供選んでないよね!!親が選んだよね??みたいなものが多かった。でも、次のクンプレから1人の親の発案で、みんなでお金を少しずつ出して何か良いものを一つみんなで買ってあげようということになった。というのも、毎回どっちゃりプレゼントまみれになるのは、いかがなものか、だったらそのわずらわしさから渡す側ももらう側も解放されようではないか、というような提案で、それに親が乗った形である。クンプレ自体も、近い誕生日の2人の子の親が共同で主催する形にして、経費も折半にするようである。この方法は全くもって賢いので、是非次回の娘のクンプレにも採用したいと思っている。そんなわけで我が家は本とか知育系のおもちゃを買っていくことが多かったのだけど、最近チリ人かそれ以外の南米系人のクンプレで、学校のお友達以外のクンプレは割とブランドの子供服が無難だということが最近の調査で発覚した。というのも、彼らはGAPのようなブランドが堂々と書いてあるようなトレーナーだったりが実は非常に好きらしい。昔の日本にもそういう時代あったけれども、とにかくブランド品が大好きらしいのだ。なので物が良くてもユニクロはいまいちらしい。そもそも子供はウナルほどおもちゃを持っていることが多いので、実用的な洋服が親に人気ということなんだろうけど。ブランド品はなー、というような相手(子)にはやっぱり日本の絵本のスペイン語訳のものとかを買っていく。でも実は日本の物というのは日本人が思っているほどは人気がない。なのでよっぽどこの人はこういうのが好きなのだ、と確信している時以外は折紙の本とか嬉々として持って行くのは外す確率が高いので要注意である。と、そんなこんなで最近またプレゼントについて色々考えていたら、ちょうどこの間在チリの英語人のFACEBOOKのグループの書き込みで、クンプレのおすすめギフトは何か、いくらくらいかというようなことを質問している人がいた。英語人達(大体において結構お金持ちゾーンに住んでいる)はどういうものをクンプレのギフトにしてるのかと、見てたらその中でレガロをリサイクルしているという話があって、結構みんなしているっぽくてびっくりした。つまり娘のもらったレガロでパッとしないのは別の子に回すというわけである。自分があげたものが別の日に戻ってきた親がいて、それについて論議が醸されていた。なんだかお寒い話なのだけど、あれだけ数必用で、数貰ってってやってると、結局そうでもしないと回せないのかもしれない。クリスマスのプレゼントもなんだろうか。ちなみに、ギフトをリサイクルしなくても、こちらではギフトというと大体”チケタデカンビオ”という、交換券を付けてくれる。これは、ギフトが気に入らなければ買ったお店に持って行けば、同じくらいの金額のものと交換できる券で、日本からこっちに来た時には、あまりの発想のドライさにぎょっとしたものだけれども、そんなわけでリサイクルしなくても気に入らなければ交換はできるのだけれども。。。日本のお土産も似たようなものなのかもしれないけれど、そんなわけで、あんまりレガロなんか真面目に考えるのがバカバカしくなったというお話。あ、今日のクンプレはとてもいいクンプレだったのだけど。 [0回]PR