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03 July

4 años

この間もちょっと書いたけれど、先の21日でついに公式にチリに来てから4年がたったことになった。

ちょうどこのくらいの年が節目というか、4年前こちらに来てから仲良くしてもらった日本人の駐在さん達の帰国ラッシュが始まり、なんというか、言ってもせんないことだけれど、やっぱりそれなりになんだかちょっとさみしい。
そしてこちらもこの4年の記憶がつられて走馬灯のように甦ってきたりして、ずいぶん昔のブログを読み返してみたりしていた。



ところで、本当に今振り返ると、どうやって4年前過ごしてきたのか全く覚えてない。

おそらく余りにも当時テンパっていたのと、そもそもとても記憶力がないので(記憶障害なんじゃないかと思うくらい過去の事を覚えていないので、それもあって日記を書いたりブログを書いたりしているのだけれど)
今読み返すと、全く他人のことのように見える。

ああ、この人よく来たばっかりで不動産屋に電話したりしてるなー、とか
この時は何語で話していたんだろうか、とか
スペイン語話せないのに、よく自動車教習所行ってるなーとか
基本的には自分のバイタリティに驚かされっぱなしで本当に他人事で、自分のことながら今読み返すと面白い。

なので、最近はユヤイが無くなってしまったことや、(そもそもワインのことなんて全然書いてないし)娘の写真が多くなったこともあって、すっかりFacebookで十分かと、すっかり放置して書かずにほったらかしてきたブログだけれども、また数年後に読み返したい日がくるかもしれないので、ボチボチとまた他人事のようなブログを書いていくことにした。


この4年本当に変わったなーと思うのは自分もさることながら、ここサンチャゴで
4年前には無かったような素敵なお店もたくさんでき、まずいまずいと言われていたレストランも、なかなかイケルジャン、くらいのものが結構増えた。(増えたのか、自分の舌がおかしくなったのか、はたまた自分のアンテナが増えたので店のレパートリーが増えたのか定かではない)
ポールのパンだってメゾンカイザーのパンだって買えるようになったし。(たっかいけど) 
食べログみたいな口コミサイトも出来たので、簡単に探せるようになったし。

ぼろくてかっこ悪くてすぐ壊れるイメージだった家電も、すっかり様変わりし、今では超高級掃除機だって買えるようになった。(高いけど)
Mieleなんていう日本の奥様にだって人気の掃除機界のベンツだって売っている。

ウンザリするほど厚いデパートの新聞に入ってくる広告だって、昔は見るものなんて無かったのに、今では欲しいものが結構あって困る。(輸入の素敵なキッチンツールだったりとか)

タクシーは携帯アプリで呼べるようになったので、わりかし安全に乗れるようになったし。

噂によるとお役所仕事も結構スムーズに出来るようになったとか。

全般的になんだか前は何がどこにあるか全く情報が無かったチリも、ネットである程度の情報が検索できるようになったので、格段に楽になった気が。

ああ、そうそう、忘れてた。ここ4年で格段に増えたもの、それは運動をするチリ人。
自転車で走る場所が出来たり、とにかくサンチャゴ中がマラソンやら自転車、クロスカントリみたいな事をする人が本当に増えた。前はもっとデブだらけだった。(笑)
最近はかなり中流層が運動するようになった。この辺も意識がずいぶん変わってきたのではなかろうか。

甘い物やプレゼントであふれかえっていた憂鬱な誕生会も、だいぶ様変わりしてきたと思う。
自然派っぽい、木でできたおもちゃのある子供の遊び場(ぼーねるんどみたいなやつ、めっちゃ高いけど)も出来たり、公園で甘い物なしのクンプレとか、ハイキングクンプレとかも新聞で取り上げられるようになって、そういうのがだいぶ流行る兆しが出てきたっぽい。

オーガニックやベーガン、ベジタリアンといった、以前だったら何のことやら、という感じだった食文化もずいぶん定着してきた。いつの間にかベーガンレストランなんかが出来てたりして、ずいぶんオサレになったもんだと思う。
コーヒーだって、以前はスターバックスかホアンバルデスか、の2択だったのにずいぶん洒落た美味しいカフェが増えてきた。

残念なのは相変わらず変わらない空気は汚なさで、中国といい勝負するくらいのPM2.5だかなんだか今もサンチャゴを蓋していて、相変わらず気管支炎が大流行だけれど、それでもこれまた携帯アプリで今日は外に出ない方がいい、とか警報が見れたりするし、学校の親はWhatsup(これまた携帯アプリ、Lineみたいなもん)で連絡を取り合ったりして、注意喚起に余念がない。そういうのもここ数年のことなのではないかとおもう。
(先日16年ぶりにエメルヘンシアという一番悪いレベルの注意報が出た。今年は本当に雨が降らない。)

もう一つ残念な変化は、ここのところ不況になってきたのか犯罪が増えていて、日本人界隈でも怖い話をちょいちょい聞くようになった。これは明らかに増えていて、昨日は富裕層の居住地区で鍋を叩くという抗議行動が起きたとテレビでやっていた。これは犯罪が増えているのでもっと安心して暮らしたいという抗議のデモで、富裕層がこういうデモをするのは4年間で初めて見た。(それでも他の南米の国に比べれば格段に安全な方ではあると思うけれど)

この間も夜車に乗る時は、信号で止まらないように運転するくらいの注意は必要だよね、とチリ友と話したところだった。(赤信号で行けってことではないですよ、スピード調節して信号で止まるなということ、止まっているところでピストル強盗とかに会うから)



そんなチリ生活の4年間のレビューをざーっとしてみつつ
その間の日本の4年はどれくらい変わったのだろうかと、考えてみたら

それは16年ぶりの注意報どころの話ではなかった。

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