去年から悩みに悩んでいた会計士を、今年に入って決算月になったので、決算はさすがにできないので、ギリギリになったのでお願いすることにしたのだけど、色々見まわって、あったり話したりした中で、結局激安のネットで見つけた人にすることにした。
大体、一番安くて相場が月50000Pesoくらいだと思うんだけど(うちみたいなミニ会社で)彼はさらに安くて2万ペソくらいで、しかも決算も他に比べて半額くらい。
今まで見てきた会計士に比べて、若くてかなり控えめ。最初のミーティングも少し遅刻してきたものの、何でもできる的な大風呂敷を広げたことを言わず、でもスペイン語が分かりやすい、説明が的を得ている、あたしの話をちゃんと聞いてくれている(話がかみ合っている)、人件費や家賃その他の話をしても、相場感が私と同じくらいで、しかも月々の申告も決算申告も仕事は終わってからその月の請求書を出しますという、良心的な感じが気に入り。メールやWhatsappでの返事もとても早い。
めんどくさいことには手を伸ばさずに、やるべきことをかっちりやる印象。
月1万円くらいといわれると、なんかやってもらえないとがっかりするけど、月4000円なら、まあ申告だけしてもらえればいいや、分からないとき気軽に聞ける相談料くらいの気持ちで受け止められるし、こっちもさほど期待しないでいいかな、ととりあえずお試し気分でお願いしてみた。
でも、1月はまだ売り上げもなかったし、去年半年やっていた消費税の申告だけだったので、あたしがやることにして、2月からお願いするということでこの間話を進めたのだけど、その最後の1月の消費税申告で、私がまんまとミスをしてしまい、
今日税務署行ってそのミスを修正してきたら、罰金で1万8000円も払うように言われ、痛恨。
さらに、この間契約したVESSIという売り上げデータを自動で税務署につないでくれる端末の企業のデータが上がってないと言われたんだけど、それも意味が不明で、説明聞いてても10%もわからないし、税務署から出てきたときはさすがに久しぶりにへこんでしまい。
4000円ケチって大変な思いして、18000円もとられるなんてなんてバカなんだ、、と
税務署の出口でしょんぼりしながら、月4000円の会計士に電話したところ、
その罰金は申請して消すことができるし、法律上払わないでいいから、払わないでいい。
さらにVESSIの件も、自分の他のクライエントも同じエラーが出ている、VESSI内のシステムエラーらしいから、自分が対応しているから心配しなくていいからちょっと待っててほしいと言われ。
さらには4月の申告の準備はもう整ってるし、自分が送るだけだから、私はなんもすることがないと言われ。
なんというか、珍しくチリでBueno Barato Bonito ( 良い、かっこいい、安い)会計士と巡り合えた喜びでウルウルしながら税務署から帰ってきたのでした。