日本にいるときから花粉症でも毎日何か月も飲まなくちゃいけない抗アレルギー薬を飲むのが嫌で、基本マスクと漢方でしのいできたけれど、チリに来てからはマスクで外を歩くわけにもいかず(なぜならチリ人はマスクをしてないから、むちゃくちゃ怪しい)そのせいで毎年この時期はあわや副鼻腔炎というところまで来てしまい、夜よく眠れなくなってしまう。
そんな副鼻腔に炎症が起きている時に、飛行機に乗ると着陸の時に、狭くなっている副鼻腔の空気が膨張して、とてつもないレベルの頭痛を引き起こす。どれくらい痛いかというと、眼球が若干飛び出たんじゃないか、というくらい痛い。初めてそうなった時は、まじで頭が破裂すると思ったレベル。
そんなわけで、今年は飛行機に乗らなくては行けなくなった時点ですぐにインテグラメディカの耳鼻科に走った。
耳鼻科では抗炎症飲み薬と、ステロイド系の点鼻薬、それから毎日12月まで1日1粒飲み続けなさいと抗アレルギー薬を買わされ。言われたように買った薬 総額35000ペソほど(抗炎症剤が高い)。インテグラメディカの診察代が7000ペソ。
でも、他に持病で毎日飲まされてる薬もあるし、なにより短期決戦の抗炎症薬はともかく、毎日飲む抗アレルギー薬はどうなんだろうと
前から気になっていた、ホメオパシー系の薬を使ってくれるオルタナ系耳鼻科を予約して行ってみた。
まず診察代が15000ペソ。確かに丁寧に見てくれたけど、診察代はインテグラメディカの倍。
それから、ホメオパシーの薬が5種類。点鼻薬が2種類、口から入れる系のが3つ。うち一つは調剤してもらうタイプ。
で、各々15000ペソほど、75000ペソくらい・・・
さらに、一日に点鼻する回数の指定が、各5回、しかもいっぺんにじゃなくて1時間ずつずらせというから、一日10回点鼻しなくてはいけない計算に。
先生曰く、私の鼻は鼻の病院があったら入院レベルだから、1か月は一日10回というんだけど。。。1日3回だってメンドクサイのに。普通の薬が一日1個の錠剤と朝一回の点鼻で済むところ、一日10回点鼻するホメオパシー。。。仕方ないとはいえ、とんでもなく大変すぎる。
薬の内容を見ると、ドイツだかイギリスだかのホメオパシーの薬で、輸入だし高いのはわかるんだけど。。。
せっかく行ったホメオパシー耳鼻科だけど、諦めて抗アレルギー薬とステロイド点鼻コンボしかないかと弱気になってきた。
さらに悪いことには、ついでに連れて行った娘にもアレルギーからの後鼻漏の疑いがもたれていて、二人してとんでもないことになるなと、先が思いやられたのだった。