06 October 大船の先生 世の中には不思議なことがあるもので、そして不思議な人もいまして。占いとかスピリチュアルとか、そういうのを全否定している人(うちの旦那みたいなの)もいれば、壺を買ったりする人もいるし、日本が大変なことになっているのに神様にお祈りする日本の要人もいるし、様々なわけで。で、私はと言えば、不思議なことは結構あると思っているけれども、大がかりなの、壺売ったり教祖がいるようなのは眉唾だと思っている人。 でも、実際に死んだ人が夢に出てきたり(ちょうど死んだ頃に、死んだと聞いてないのに)とか、なんとなくこうなるということがあらかじめ予想できたり(たっまーにだけど)、とか予知夢的なものは何回かみたことあったりするし、だから頭がいい人や、運動神経のいい人がいるように、そういう力がとっても強い人はきっといるんだろうと思う。大昔横浜中華街で見てもらった占いのおばさんには、将来海外やお酒に関することに縁がある、と今の旦那に会うはるか前に言われたので、これはかなり当たった占いのうちに入ると思う。その占いのおばさんは、20年以上前、当時横浜中華街で働く人の中ではとても当たると有名なおばちゃんだったのだけど、占いの館だらけになった中華街では、今は残念ながらどこに行ったのか分からない。大体そういう本当に凄い人は、ぱっとみ普通の人で、普通のオバチャンだったりする。その中華街のオバチャンも、どこかの路地に椅子を出して座ってる、みたいなそんなおばちゃんだった。で、その横浜中華街のオバチャンにかれこれ見てもらったのは20年以上前のことなのだけど、最近そのおばちゃんに匹敵するおばちゃんを、うちの母親が見つけてきた。このおばちゃんは大船の先生と呼ばれているのだけど、ネットで調べても不思議なことに、一向にその凄さがヒットしない。でも、大船駅でタクシーにのって、~先生のお宅、と言えば通じるくらいの有名人なのだそう。見てもらうのも3か月待ちとかそんな感じらしい。キャンセル待ちの枠があるほどの凄い人気。はじめはその先生に、うちの母親が色んなことを相談していたのだけど、不思議なくらい見てきたの?っていうくらい当たるというので、私もここのところ母親に頼んで何回か見てもらっているのだけど(先生は誕生日とか名前とか、住所とかそういう個人情報で見るらしく、本人はいなくても見れる)本当に見てきたみたいに当たっている。例えば、うちの娘が円形脱毛症になってとんでもないことになっていた時も、針や皮膚科や、色々通ったりして心配の絶頂期だった時、先生に夏になったら生えてるから大丈夫、と言われたのだけど、本当に夏になったら生えてた。とか。娘の名前を一部を貰った神社のそばにあるお稲荷さんに挨拶に行けと言われて、そんなお稲荷さんはないと皆が思っていたら、先生に小川のそばにあるはずと言われて、そしたら本当に小川のそばにあって、しかもそのお稲荷さんが実は旦那の先祖に関わりのある人が守ってきたお稲荷さんだった、とか。とか。そういうのはほんの一部で、他にも気持ち悪いくらい見えている。どちらかというと、遠い未来のことを見るというよりは今の起きていることの本質が見えているみたいな感じなんだけど、でも、とにかく先祖のお墓のある風景とか、お墓参りされていないお墓とかをまるで見てきたように話すので、恐ろしいというか、当たり過ぎてて面白いというか。あまりにも当たるので、全否定してた旦那もさすがにバカにできなくなってきたようで、先の日本出張の時にはすすんでお墓参りをしに行ったりして。我が家は来年2月まではみんなダメだから静かに我慢の時で、2月以降はいいといわれているのだけど、確かに去年から今年みんな病院通ったりロクなことが無いのだけど、来年2月からはマシになるというからそれまでしずかにしていようと思っていて。でもそれにしても年末帰ったら先生に一度お会いしてみたくて。それが今一番ホットな一時帰国の楽しみなのでした。 [5回]PR