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25 November

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21 October

エベレスト

先日営業許可とれてないってブログに書いて早々、思っていたよりすんなりとプロビデンシア市役所の営業許可が下りました。とりあえずやったー!。。。。なのですが。

なんですが、この営業許可には実は問題がありまして。。。

問題っていうか、もう仕方なくそうしたんですけども、そもそも私がとりたかった食品加工をする営業許可っていうのは、かなり難易度が高い高いと噂には聞いており。
右も左もわからない私には難易度が高すぎるので、とりあえず食品販売の免許を先にとって、加工ができるところで間借りしてそこの製品として作ってもらい(つくり)それを私のブランドとして売りつつ様子を見計らって本丸に向かうという作戦だったのですが

ここにきて間借りスペースがめっちゃ狭い
貸す側に足元を見られてる感がすごくて当初の話よりなんとなく条件が厳しい
材料を置くスペースが確保できないので、それほどの量ができなそう

などという、芳しくない絵が見えてきました。

そこで、こちらとしてももう少しゆっくり探すつもりだった、最終目的地をもう少し早めに見つけなければ、とあせりはじめ。
まず敵を知らねば、と、難しいと悪名高い食品加工パテンテと保険所の許可について聞き込みを始めました。

まず食品加工パテンテが難しいのは、パテンテをとるためには、食品加工を許される店舗というか場所を借りていなくてはいけなくて、その日本でいうところの保健所の許可がないともらえず、
その保健所の許可をとるために下手すると4,5か月かかる、などと言われており
しかもその間何もできないのに家賃を払い続けなくてはならない、という鬼のような話なんですが、
しかも、書類を全部用意して、チェックに検査の人に来てもらって、そこでOKもらえなかった場合、次に呼んでもいつ来るかわからない、とか
たとえば古いビルで、保健所の許可を大昔にとったような物件の場合、同じような職種の商売をしていたとしても、新しく入って許可をとろうとしたとき、ダメだしされる場合があるとか言う話でした。

家の近くのエンパナーダ屋が店を売り出しているからそれとなく話を聞きにったところ、何十年もやっていたのに、最近になって市役所がこれでは許可がでないから工事するように言ってきたが、あまりにも壮大な工事になる(もはや不可能)なので、店を出ないといけなくなったとか、とにかく何癖つけて金を巻き上げようとしてる、とかそんなことを聞かされました。
何十年も店の前に車を止めていたのに、そこは緑の場所だからと何癖をつけられて罰金をとられたとか。

去年パン屋をオープンしてつぶしてしまった知人の話も聞きに行ったのですが、やっぱり同じで、とにかく市役所のOKするような配線やら配管やら、同線やらすべての条件を満たすために、開業資金のほとんどを使って、あと家賃も高すぎて、あっという間につぶれた、みたいな話でした。でも次々に変な注文が出てくるし、おまけにパンやなのに夜は機械を動かしてはいけないといわれて、生産量が全然届かなかったとか、聞けば聞くほど恐ろしい話がずんどこでてきました。

しかも、それほど人通りが多くない商圏の割に、家賃がべらぼうに高い。
彼女のパン屋の家賃は約50万円ほどでした。えっと。。。どんだけパン売るつもりだったのか。。。たしかに大きかったけど、面積が大きかったらパンが売れるってわけじゃなかっただろうに。。。。

まあ、とにかくその彼女にも手伝ってもらうことにして、いろんな人の話を総合して、小さくて、あたらしめの許可をとっていて、そして大事なことは、コムナをよく選んで物件を探していくことにしました。

チリで引っ越しは6回以上してきましたし、物件選びは結構得意な方だと思いますが
今回のこれは、かなりミッションインポッシブレ。。。

問題山積みのエベレスト級ですが、ここをなんとか越えていくと面白いものが見えてくる。。はずなのです。

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