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29 March

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15 August

キター

というわけで 久方ぶりのカンカンでり。

今日のこの日を無駄にするまい

ということで早速朝から干しまくりました。

家中のざるが総動員されました。






今年の梅は紫蘇を入れましたので若干赤め。でも紫蘇の分量をかなりケチったので、色のついたところとつかないところがまばらになってしまいました。
それもまたご愛嬌ですが。

3日3晩といいますが、この辺は結構適当のようです。
これくらいでいいな、というところまで干す、と書いてあるレシピが多く
どれくらいがこれくらいやねん!、というところが悩ましいところなのですが。

今年の梅はかなり大きくて果肉も厚い感じなので、ちょっと長めに干したほうがいいかも。

干しあがり目安は皮をつまんで皮だけが薄くつまめるかんじ。
おばあさんの手の甲みたいな。ふゆっとした柔らかい感じになります。

途中でつまみ食いもありです。

ちなみにうちはこれが3代目の梅干ですが、今まで夜干をしたことがありません。都会のマンションだとベランダも地熱で夜が冷えないし。

だもんで、夜は一旦梅酢の瓶に戻します。
取り込んでまた並べるので、これが一番メンドクサイところですが、これをすることでしっとり感が増すのだそうです。

これを取り込んで、1年くらい熟すと美味しくなります。干しあがりも美味しいですが、やっぱり1年くらいするとかなり深い梅干らしい味わいになってきます。
干しあがりは、フルーツっぽいといいますか、それはそれで爽やかで美味しいのですが、
これが熟成することにより、一体化してえもいわれぬまろやかさというか、複雑さが出るようになります。
ワインも全く一緒ですが、熟成って本当に素晴らしい。(笑

店長が、去年漬けた梅干が
「最近非常に美味しい。今年の梅は最高だ」というのですが
残念なことに、すでに終盤に差し掛かっています。(笑
干し上げてから、ずっと食べてきているのですが、1年後の今になって、とても美味しいレベルが上がってきたようです。
1年間食べないで封印しておけばいいのですけど。。。。。それが出来ないので、今年は増量してみました。


梅干で大事なポイントは、黄色くなった完熟の梅を使うことと、塩をケチらないこと、それから、出来れば同じ大きさの梅が好ましいと思いました。

どうしてかと言うと、今年の梅は大きさがかなりまばらなのですが
そうすると、干す日数を変えてあげないと、干しあがりにかなり差がでてしまうのでメンドクサイからです。



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