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20 January

不定期すぎる連載 エコマッタリチリの旅 完全図解ワインの仕込み方編

よもや不定期すぎて 本人すらも行方がわからなくなってしまっている
不定期連載
チリマッタリエコの旅ですが

こっそりひっそりアップしております。

今回は、レセルヴァデカリボロというワイナリーで、実際にワインがどのように仕込まれているか、
というのを、ほとんど図解ですか!というくらい
写真をテンコモリでお送りしています。


エコマッタリチリの旅 8日目 完全図解 ワインの仕込み方


また改めてエコマッタリで書いていかなくちゃと思っているのですが、ワインって、本当に作る人の哲学で全く違う作り方をされていまして、

今回図解でご紹介しているワイナリーは、ワインを作っている人達のワイン作りの哲学を反映して、本当にシンプルなつくりになっています。

このワイナリー、カリボロの目指す究極のワイン像ですが、オーナーがかなり変わっている人ということもありまして(私は大好きなんですけど)

とにかく良い葡萄を
シンプルに
昔ながらの伝統的な方法で醸造する 
と いうのが 彼らのワイン作りの哲学になっています。


なので、本当に、シンプルで エコマッタリを見てもらうとわかるのですが
あまりにも簡単で拍子抜けしてしまうと思いますが、一般的なセレブワイナリーとはちょっと違うワイナリーと思ってご覧ください。
とはいっても、ワインって日本酒とかに比べると格段に原始的で、シンプルな作りであることは間違いないのですが。とにかく葡萄を潰して、発酵させるだけですからね。

もちろん仕込みの後には、ポンピングオーバーとかデレスタージュとか、より良いワインにしていくための
技法というのも行なっているのですが

それでも セレブワイナリーの手の掛け方と比べれば、格段にあっけないかんじです。

それでも出来上がったワインは、超高級セレブワインと肩を並べる評価を得るわけで、
ここがワインの本当に面白いところです。


でも、実はあまりにもシンプルなので、ワインメーカーに、現地で若干意地悪な質問をしてみたのです。

ふ 「他のワイナリーで見た、重力を使うポンプを使わないシステムとか、ああいうのはどう思いますか?ワインがエレベーターで動いているワイナリーも見たんですけど」

ガブ「うん、ポンプを使うとワインにストレスを与えると最近考えられているから、その方法はおそらく有効なんだろう」

ふ「じゃあ、もし物凄くお金があって、なんでも、どんな設備でも入れていい、って言われたら、あなただったらどんな設備をそろえたいですか?カリボロでも導入したい?」

ガブ「うーん。面白いことを聞くね。でもカリボロはいらないな。強いて言えば、ソーティングテーブル(選果台)くらいは買おうかなあと思っているけど。」



そんなやり取りもあったりしまして、


とにかく、何もかもシンプルなカリボロなのですが
でも私がチリで感動したワインを作っている人はみんな 同じことを言っていました。

いいワインづくりに必要なものは

いい葡萄と
そして全てを清潔に保つこと
使ったものはすぐ洗え と。

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